☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
Syntax6さんのIsometry・・・このお話はS4、メメモリ以降の本編エピの空白を埋めるFill-in-Blank形式の長編Ficです。
さすがの筆致で、本編を裏切らないモルスカロマンス教本を読ませてくれちゃっております。（前半ちょっとだけMulder/Otherの危険が漂っていたんですが、何事もなくセーフでした〜＾＾；）←でもアンタッチャブル。
このお話の中に、Embersで描かれる二人の初めてシーン（帰還I）があるんですー＊>▽<＊←はしゃぎすぎ。
実際は、そのシーン以前にふたりの初めてがあるんですけれども、シチュエーションはEmbersで語られていたのとまるで同じでした＊＾＾＊
というわけで（？）レポートです。
Isometryではスモポテ後、ようやく愛を告げることができたモルを、スカちゃんは拒絶することなく受け入れます。
そこにこぎつけるまでは、いずれ自分が死に、ひとり取り残されるモルを思って突き放しに掛かっていたスカちゃんだったので、この展開は嬉しかったです〜〜TT
その後のふたりの関係は劇的にではないけれど、モルはモルのまま、スカちゃんはスカちゃんのまま、けれど着実に変化を遂げていきます。・・・とは言っても、病状の深刻化は内緒のままのスカちゃんなんですけれども（；；）この辺りごまかし続けたスカちゃんに対して、モルは心に澱を溜め込んでいったのかと思われます。
スカちゃんは病気で体の機能が弱っているため、恋人同士になっても結ばれるまでには相当時間がかかりました。その辺モルは非常に我慢強くて、スカちゃんに対する愛情で溢れてましたし、スカちゃんはスカちゃんで申し訳ないような気持ちになって。病気という障害がこんなにも大きいなんて・・・と胸がつまるところです。
病気が支障をきたすのは何も恋愛事情だけではなく、モルにはスキさま直々、スカリーにそろそろ仕事を退かせろと勧告が・・・。それもスカちゃんが自主的に辞めるよう、最後通告を突き付ける役目まで押し付けられるモル（；；）モルにはそんな処刑宣言みたいなことはできるはずもなく、結局スカちゃんが病状の悪化を言えない
のと同様、ごまかしに徹することにしちゃいます。こういう引け目があればこそ、本編でのあの距離感が説得力を増すというマジックが生まれるわけで、その辺りさすがプロだな〜（←すでにプロ呼ばわり。）って思わせてくださいます。
スキ様から呼び出しをくらったその日の夜、スカちゃんを自宅に送り届けたモルは、徐にエンジンを切ってしまいます。
「・・・寄っていくの？」
「食事をしよう。」
スカちゃんはすっかり食欲が落ちているので、あまり乗り気じゃありません。
「僕が作るから。」
「料理できるの？」
「君が何を以って料理と呼ぶかによるけどね。」
ふふっと軽く笑うスカちゃんの頬に鼻を摺り寄せて、チャンスを勝ち取ったモル。初めての夜はその日でした〜＊＾＾＊（ちなみに普通にベッドです（笑））
それでですね、HISAYOさんのリクエストに少しお答えする形で、そのシーンを訳し送らせていただいたところ、思いもかけないご褒美が！
夢のように美しい挿しコラを付けて、まるで一遍のFicであるかのようなページを仕上げてくださったんですー（TT）←感涙。
HISAYOさん、本当にありがとうございました！
レポートと絡めてUPしてくださるとのお話でしたので、皆様も是非、あの美しいひと時を切り取った素晴らしいコラをご堪能くださいませ＊＾＾＊
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JNKさんの翻訳はこちらから↑ |
☆ HISAYOの感想 ☆
これまた素敵なお話のご紹介をありがとうございます。
お話を聞いているだけでも本当に長編で大作なんだなぁ〜と実感出来るものですねぇ〜ε=（・ｏ・*）←ため息
Embersは私を含め皆さんの記憶の新しいところですので、そんなシチュエーションを素敵な翻訳で読ませて頂いて本当に嬉しいですっ(*^O^*)
まずねまずね、「Isometry」ってどういう意味なのかなぁ〜と思って辞書を調べたら、同じ大きさ［容積など］,同寸法;〔地〕等高.と出てきました。
うん、なんかこのお話がこの意味で分かるようだなぁ〜とこの作家さんの題名の付け方からして感心してしまいました。英語が出来もしないのにいつも英語の題名をＦＩＣにつけている私ですけども、どうせだったらこんな風な印象的な題名をつけてみたいと思ったりね。（内容がほど遠い事は高い高い棚の上に乗せちゃう私）
さてさて、そんなこんな話はどうでもいいとしまして。
スモポテ後にモルスカがっていうのもなるほどの説得力がありますよねぇ〜。コメディのエピではありますけども、あんな風にスカちゃんのアパートに駆け込んでくる（しかもドア蹴破り系）モル。ただのパートナーという感情は毛頭信じられませんよねぇ〜。私はいつでもどこでもモルスカはって思っておりますし、早ければ早いほど良い派なので、スモポテ後と言われればすんなりスモポテ後と思います(*^O^*)
でもねー(T.T)
スモポテってね。その後にはあのメメモリがまっているわけでねぇ〜(TOT)
スカちゃんの病状が進んでしまうというのはShipperな私たちにも試練の時でして・・・。だけどもちろんそれ以上に辛いのはモルでねー(>_<)
モルは我慢強く愛と共にいろいろな感情でスカちゃんを見つめていたのでしょうね〜。スカちゃんの「I'm fine」を尊重しながら・・・
そんなモルが手に取るように現れておりますよね(T.T)←感涙っ
そしてそんな中、やっと結ばれた二人。もうJNKさんにはわがまま言いっぱなしでそのシーンを翻訳までして頂いてすごくすごく感謝しております。
きれいですよね〜。美しいですよね〜(*>o<*)
もうしっとりとその空気までもがモルスカの魅力に染まっているというのですか？そんな感じですよね。
ここは作家さんの力量はもちろんあるのでしょうけども、やっぱりＪＮＫさんの翻訳力の賜物ではないかと思うのですっ！
と、かなーり酔いしれさせて頂いた前半はこの辺で！続きもまたJNKさんの素敵な翻訳を交えながらご紹介していただきたいと思います〜♪
