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DISCLAIMER: The characters and situations of the television program
"The X-Files"are the creations and property of Chris Carter, Fox Broadcasting,
and Ten-Thirteen Productions. No copyright infringement is intended.
TITLE
: New Year's Day
作：Angela
Wardさん 訳：bagpiperさん
Mulderとキスしてる。
"本物の"キス。
キスっていうのは、唇と唇を重ねてはじめてキスって言えるんだから・・・
１年以上も前に、彼がしかけたことの続きを、ようやくやり直すことができた。
彼の唇は、なんていうか・・・力強くしっかりしてて、それなのにふっくらとして柔らかかった。
私も少し顔を上向けて、唇を押しつけるようにしながらキスに応えた。
やっぱり私たちは対等なパートナーなのだし。
どれくらい経ったのか・・・彼がゆっくりと唇を離した。
私は小さく息をついて、目を開けると、彼の顔を見て微笑んだ。
彼も笑ってる。
「Hey、」彼はそっと囁いた。
「世界はそのまま動いてる・・・」
「そうね」私は呟いた。
「ほんと・・・」
世界が滅亡しなかったというだけではない。
地球外ウイルスを媒介する蜂にも刺されなかった。
Mulderがもうひとり駆け込んできて、邪魔されることもなかった。
そして、たしかにここは病院の待合室だけど（私たちにはお馴染みの場所というか・・・）でも、どちらかが瀕死の状態とか闘病中とかいうわけじゃない。
Mulderは、私に笑いかけたまま、腕を伸ばして私の肩を抱いた。
これは・・・ちょっと意外だわ。
いつもなら彼の手は、私の背中のまん中あたりが定位置で、そう・・時々は私の手をとったりするけど、だから私はなんとなくそういうものだと思いこんでいた。
でもこんな風に肩を抱かれるのも・・・いいかもしれない。
私たちはそのまま車まで歩いていった。
この６年間のあいだで・・たぶん１年に１回くらいしかないことじゃないかしら・・・Mulderが助手席で、私が運転するなんて。
Mulderのアパートまでは、たいした距離じゃない。
車に乗ってから、私たちはほとんど言葉を交わさなかった。ただ何回か、顔を見合わせて・・・目だけで笑っていた。
***
「ひとりで部屋まで行ける？ちゃんとベッドで寝なきゃだめよ。だいじょうぶ？」
僕のアパートの前で車を止めると、Scullyが僕に聞いた。
＜いや、無理だ。君が一緒に来て、ベッドに寝かせてくれなきゃ・・・＞
本当は、そう懇願してしまいそうだった。
だが、僕は唇を噛んで、その言葉をのみ込むと、うなずいた。
この６年間を振り返ってみれば、こんなことを言うのはバカげてるかもしれないが、彼女に無理を言って、焦った気持ちを押しつけてしまうのはいやだったのだ。
病院で、Scullyは僕のキスに応えてくれた。だが、あれは一瞬の判断ミスか、無意識の反射行動みたいなものだろう。あれだけでは、彼女が僕との間の関係を、友情を越えてもっと深いものにしていく気になったということの証明にはならない。
Scullyが、僕のほうに体を傾けて、ドアを開けてくれた。そして、体をもどす前に、一瞬、彼女の唇が僕の唇に重なった。
ほんの・・・吐息を掠めただけのキスなのに、それだけで僕の心臓はひっくり返って、早鐘を打つように動悸が激しくなった。
なにしろ、今のはScullyから仕掛けたことなのだから。
もしかして・・・ほんとうに『もしかしたら』だけど・・・彼女も病院でのキスを楽しんでくれたという意味だと思ってもかまわないのだろうか？そして、これからもこんなことをしてもいいと・・・そう思ってくれてる、という意味なのだろうか？
「おやすみ、Scully」
「おやすみなさい、Mulder。明日の午後、ちょっと様子を見に寄るわね。」
「ああ、おとなしくして待ってるよ、Scully」
***
私は、ぼーっとしたまま家まで走り続け、そして自分のアパートに辿りついた。
そのままベッドルームに向かい、洋服を脱ぎ捨ててベッドにもぐり込む。
ここでようやく私は、あのキスを思い返して、幸せな気分にひたることができた。
そう。
私はずっと、Mulderにキスをするのってどんな感じがするのだろう・・・と思い描いてきた。
要するに、私もふつうの女だし、そして彼は魅力的な男性だってこと。しかも、その男性と私は毎日長時間、一緒に過ごしているわけだ。
今までに起きたニアミスはと言えば・・・３年ほど前に、あの"Mulder"とキスをしかけたときだけれど、彼はEddie
Van Blundhtに戻ってしまったし、去年の夏には私が蜂に刺された。
とにかく、そういうニアミスのせいで、私には、彼とキスしてみたいという欲望だけが残されて、勝手に一人歩きするみたいに、どんどん大きくなっていってしまった。
私はずっと、その欲望は単なる好奇心にすぎないと自分で思いこもうとしてきた。すぐそばにあるものって、ちょっと手にとってみたくなるものでしょう？やりかけたことって、最後まで完成させたくなるでしょう？
私は、この新しい年を−新千年紀−をはじめるにあたり、もうすこし正直になってみようと思う。
自己否定の２０世紀は過去のものだ。
さて、私の好奇心は一応満たされてしまった。だけど、欲望の方は満たされてない。全然！
私はMulderを愛してる。
もしも彼が・・・私が彼ともう一度キスするのに、また６年間は待てるなんて思っているのだとしたら・・・あのひとは、見た目以上の変人だ。
***
僕は、骨折した腕をかばいながらも、ドサッと音を立ててカウチに倒れ込んだ。
たった一度のキス。
僕は何年もの間、自分に言い聞かせてきた。僕の望みは、Scullyと一度キスをすることだけだと。たった一度でいいんだ、と。
「真実」を聖杯のように崇め、探し求めているはずの男のくせに、自分に対しては、しっかり大嘘を突きとおしてきたものだ・・・
今なら言える。たった一度のキスで満足できるはずがない。
僕はOxfordとQuanticoで心理学を学んだ。あのころ、よくクラスで議論したものだ−この地球上で、もっとも強い依存性薬物は何か・・・ヘロインかコカインか。
今ならわかる。そのどちらでもない。
"Scully-kiss"が、まさにそれだ。間違いなく、この世でもっとも依存性の高いヤクだ。
６年間、一度も手を出したことのないものだったのに、この２時間で２回もやってしまった・・・そしてすでに禁断症状が出始めていて、中毒患者の僕は、もう一度、欲しくてたまらなくなっている。
***
翌朝。
私は出かける用意をして、１１時半になるまで時計を睨みながら待っていた。
Mulderには"午後"様子を見に行くと言ってしまったので、つまり、正確を期すためには１２時１分を過ぎてからじゃないといけないかと思って・・・。
いま家を出れば、注文しておいたピザを受け取ってから、信号が全部すいすい通れたとしても・・・ちょうどその時間に、彼の家に着くだろう。
１２時２分。
私は、ピザの箱とアイスティの入った容器を両手に持ったまま、危なっかしく一応ノックをして、いつも通りに大声を張り上げた。
「Mulder！わたし！」
彼の返事は待たず、自分の合い鍵で部屋のドアを開けた。
「Hey、Mulder！お昼ごはん、持ってきたわよ。今へいき？」部屋に入りながら、私はまた大きな声になる。
「Hey、Scully」彼の声がベッドルームから聞こえた。
「こんなに早く来てくれるって思ってなかった。ぎりぎりなんとか・・・」
「なんとかってなによ？」
「ぎりぎりなんとか服は着られたから・・・大丈夫ってこと。」そう答えながら、彼は、のそのそリビングルームのほうに出てきた。
私ったら、もう少しでピザを床に落とすところだった。
びっくりして、脱力してしまう。
私はかろうじて口を閉じ、喘ぎそうになるのは押さえられたが、そのせいで、なんだかひきつった叫び声みたいな音が出てしまった。
Mulderのお召しものは、ジーンズだけで・・・ジッパーはちゃんとあげてあるけど、一番上のボタンがそのままだ。
上半身裸で裸足。そして彼のあごには、昨日からヒゲを剃っていないのだろう・・・うっすらと無精ヒゲが生えかけていた。
まったくもう！何が"大丈夫"よ！
このひとって・・・すごくセクシーなんだわ。ちっとも"大丈夫"なんかじゃない！
***
「Scully？」僕は心配になって、そっと声をかけた。
彼女は、まるで半裸の男を見たのが初めてであるかのように、唖然として僕を見つめていた。
そんなはずのないことは知っている。ふたりも男兄弟がいて、僕の知る限りひとりは絶対恋人だっていたはずだし、なにより医者だし・・・あ！そうだった！そういえば、彼女は、今みたいな"半裸以下の"僕だって、過去に１，２回は見たことがあるんだ・・・
「え・・・なに？」彼女が聞き返した。なんだか変な声だ・・・乾いた息をのみ込んだような音がして、掠れ声になっている。
「シャツを着てきたほうがいいかな？」
「だめよ！」彼女は、ほとんど怒鳴るように言った。
「あ、つまりね、えーと、シャツを着るなら、あとで私が手伝ってあげるわよ・・・もしよければだけど・・・。でも、ほら！先にピザを食べた方がいいわ。冷めたらまずくなるもの。」
僕たちは腰かけて、ピザを食べ始めた。
僕は何度も、彼女の口元を盗み見していた。願わくば、ピザにのったチーズをこぼして、口の端にくっつけて欲しい。そうしたら僕は、大いばりで彼女の口元を拭ってあげられるのに・・・だが、悲しいかな、彼女はとても上品に食べていた。
彼女は、僕の胸に、何度もちらちらと視線を泳がせていた。たぶん僕が彼女のほうを見ていないと、自分では思っているんだろう。
彼女の視線は、僕を落ち着かない気持ちにさせていたが・・・ふと僕は、彼女の目が僕に向けられる理由を思いついた。それは僕がオフィスで、彼女がよそを向いている（と思っている）ときに、彼女の腰のあたりを盗み見する理由と同じなのではないかと・・・
食事の後、彼女が鎮静剤を飲めと言った。
僕は鎮静剤に弱く、すぐにぐったりしてしまうのでイヤだと言ったのだが無駄だった。
それから僕たちは、TVをつけてフットボールの試合を見始めた。
***
「ここにきて座れよ」Mulderがカウチから手招きして言った。
「でも・・・腕を怪我してるし・・・」
「いや、大丈夫。隣にきて座ってほしいんだ」
私はうなずいて、カウチによじのぼり、座りこんだ。
彼は、怪我をしていないほうの腕を、私の背中に回して、自分の体にくっつけるみたいに私の肩を引き寄せた。
私は彼を見上げて微笑んでから、彼の顔とか躯から意識を引きはがして、フットボールの試合に集中しようとした。
そのうち、Mulderの瞼が重くなって、彼は目を閉じながら不機嫌そうにつぶやいた。
「・・だから薬はイヤだって言ったんだ・・・」
「休んだ方がいいのよ」私は小さな声で答えた。
「ここにいてくれ・・・」
「・・・いるわ」
彼は眠りに落ちていきながら、手脚を投げ出してカウチの上に体を伸ばした。
この状態で彼のそばにいようと思ったら、私は半身を彼の体の上にのせて、半分ずり落ちたみたいな中途半端な姿勢で、隙間に体を押し込んだようにしなければならない。
私はなんとか体を割り込ませて、楽な体勢を見つけてから・・・ちょっとだけ手を動かしてみた。
最初に指先が触れたのは、彼のあごをうっすらと覆う、ざらざらとした感触の生えかけのヒゲ。
それから、幅広の肩に沿って指を滑らせて、がっしりとした筋肉が盛り上がっている二の腕を確かめる。
ずっと秘密にしてきたが、Mulderの二の腕は・・・耽美的ですらあると、私は思っている。
彼がいつものスーツ＆ネクタイを着ているときは引き締まって見えるし、むしろ着やせするタイプだと思う、
だけど、Tシャツとか・・・（今みたいに）なにも着ていないときとか・・・この太くてたくましい腕に、私の目は釘づけになってしまうのだ。
そして私は、初めての領域に手を伸ばした。
だって、顔や腕なら前にも触ったことがあるもの。
でも、医者として診たとき以外で、触ったことがあるのは顔と腕"だけ"だった。
私は指先を彼の胸に這わせて、淡く霞んだように広がる胸毛にそっと指を絡めた。
＜これくらいが、いちばん素敵・・・＞
私は夢見心地で思った。
私は今までに、胸毛もないような男に惹かれたことはない。いかにもひょろひょろの青二才という感じがするから。
といっても、狼男かというくらいの男性も、たまにビーチやプールで見かけたりするけど、全然そそられない。
Mulderの胸は、完璧だ。
＜あらら？Dana＞私は自嘲気味に独りごちた。
＜彼の体でパーフェクトじゃない部分があるとでも思ってるわけ？＞
私はそのまま、細い線のようにつながって、かたい腹筋のちょうど真ん中を分けるようにして生えている体毛を指で追っていった。
ジーンズの上まできて、指の動きを止める。
彼を見上げて、まだ目が閉じたままなのを確認すると、ウエストラインを軽く撫でて横になぞってみた。
***
あぁ、もう！
僕が眠っていると、Scullyが思いこんでいることはわかっている。
もし、僕が彼女の指の感触を、ひとつひとつ心に刻みながら、噛みしめるように味わっていることに気づいていたら、彼女もここまで大胆なことはしないだろう。
僕は朦朧とした意識の中で、夢と現実の境目を行ったり来たりしながら、幸せな気分にひたっていた。
夢の中でScullyと出会い、そしてまた現実に立ち返っても、そこにはScullyがいた。
だが、もうそろそろ・・・ただ受身でいるのにも疲れてきた。彼女の手が体を這い回るのを感じながら、ただ黙ってじっとしているなんて耐えられない。
僕も彼女にキスをして・・・そしてこの手で彼女に触れてみたい。
「Scully」僕は唇の端から彼女の名を呼んだ。薬のせいで、うまく声が出せない。
彼女は僕を見上げて、大きく瞳を見開いた。
とたんに彼女は真っ赤になった。
僕はそれを見て、にやりとしてしまう。
真っ赤になったScullyを見るのなんて、長い間一緒に過ごしてきたが、たぶん２回くらいだろう。
赤毛のせいか、彼女が"赤くなる"ときというのは、頬をちょっと染めるだけじゃなくて、首筋まで全部、徹底的に真っ赤になったときのことをいう。
・・・首筋よりもっと下は、いったいどうなっているのだろう？
彼女を僕の口元まで引き上げて、そしてキスをしたい。
だが、片腕しか利かないのでは、物理的にも無理がある。
そのとき僕は、彼女が僕の腿のわきに両膝をついていることに気づいた。
それなら問題解決だ。
僕がちょっと膝を曲げると、彼女の体は伸び上がるようにして僕の体に重なり、僕は彼女と顔を見合わす恰好になった。
僕は何も言わず、ただ彼女を見つめて微笑んだ。
そして彼女の髪の中に手を差し入れて、髪の毛を絡めとりながら引き寄せ、一生で二度目のキスをした。
これは・・夢・・なのか？
昨日の夜の−ファースト・キスは、無言の問いかけで・・・今、このキスは、その答えのように思えた。
初めての、あのキスは、優しくて甘いキスだった。友達と恋人のあいだをさまようキス。
このキスは、熔けるように熱く・・・情熱を分け合い、求め合うキスだ。
Scullyは、まるで戦いを挑むみたいに舌を絡めてきた。
僕たちはお互いの舌を行き来させ、相手の内側を貪るように探り合った。
熱い欲望は果てしなく続くが、息が続かない。
僕は、しぶしぶ唇を離した。
Scullyが僕を見て微笑む。そして、大きく息を吸い込むと、また僕の唇に舞い戻ってきた。
キスのようで、キスじゃないような・・・不思議なキス。悪戯を仕掛けるみたいに、僕の下唇に舌を這わせ、そして吸い上げる・・・それから、柔らかく食むように歯ではさみこむ。
僕は置き去りにされたように、されるがままだ・・・
僕はのどの奥を鳴らして不満を訴え、同時に脚を動かした。
彼女の足の間で、僕の太腿が擦れ合った。
***
私は思わず息を呑んで、顔を上げ・・・Mulderの瞳の奥を見つめた。
「・・・よかった？」彼が訊いた。
うなずく私。
「もういちど、してみる・・・？」
私がうなずくと、彼はまた同じことをした。私は声を立てずに、そっと笑ってみせた。
「猫に舌でも持って行かれたのかい？Scully」
私は、にっこりしながら囁いた。
「ううん。Foxが私の舌を持って行っちゃったんだわ」
この冗談・・彼にわかってもらえるまでにちょっと時間がかかった。彼の名前をもじってみたんだけど・・・
そして彼は呻いた。
「どうしてもその名前で呼ぶつもりか？」
「もし、そうよって言ったら？」私はからかうみたいに笑って、彼にたずねた。
彼はため息をついて言った。
「そうだな・・たぶん、僕は君の言うことをきいてしまうんだろう。だけど、僕は・・・ほんとうに」
彼はそこで言葉を切ると、私の首筋に唇を押しあてた。
「ほんとうに・・・」
それだけ言って、またキスをする−今度は耳に。
「ほ・ん・と・う・に・・・」
今度は、キスじゃない。彼は耳朶を口に含んで軽く歯を立てながら言った。
「・・君の'Mulder'っていうときの声が好きなんだよ。いつも僕をそう呼んでくれるだろう・・・」
「Mulder」
彼の顔に大きな笑みが広がった。
「うん？」
私は深く息を吸い込んでから、言葉を継いだ。
「私・・」
そのとき電話が鳴り、私の声は遮られた。
カウチから数インチのところ−私たちの頭があるすぐそばでリンリン鳴っている。
「留守電にしてある」彼が言った。
「誰からか、名前だけ聞いておこう」
電話のベルは４回鳴って、留守電に切り替わった。
彼のそっけない声が聞こえる。
<<Fox
Mulderです。留守にしておりますが、メッセージを残してくだされば折り返しお電話します>>
私たちは、二人で耳をそばだてていた。
『Agent Mulder、こちらはFrank Blackだ。大至急、話がしたいのだが』
僕がScullyの目を見つめると・・・彼女は頷いた。
今この瞬間、僕たちがどんなに楽しい時間を過ごしていようと、僕たちには優先すべき事項がある。
彼女は息をつき、僕の上からすべり降りた。
僕は、無傷のほうの腕を伸ばして受話器をつかむと、返事をした。
「はい、Agent Mulderです。Mr. Black・・・」
end
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