☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
今日は、スカママファンのＨＩＳＡＹＯさんに、スカママＦＩＣのご紹介などしてみようかしら〜と思いまして♪ちなみに作者さんは前に訳した「Mother of Bride」のVickei Moseleyさんです。VickeiさんのＦｉｃはスカママＦｉｃ結構多いんですよー。
今回の作品は 1998 Purple Heart Award:Best Humor Story(Current Category)
1999 Purple Heart Award: Best Humor Story(Vintage Category)の受賞作らしいです。
そんなＦＩＣのタイトルは「How to cure a bad patient」。
誰がbadなpatientかはもちろんおわかりですわよね？（笑）
モル、スカちゃんをかばったせいで銃弾に倒れ入院してたんですが、わがままで横暴、手がかかりすぎるということで、看護婦さんが一致団結、医者にモルの退院を迫ります。
医者は看護婦不足、加えてモルへの報復行為を恐れて、モルを強制退院させちゃいます。
スカちゃんはさあたいへん。
モルは撃たれた直後、大量の失血により2日間意識不明の重体で（医者によれば、その２日間だけは病院内は静かで平和だったそうな・・。）、現在も、右足、左腕にギプスをはめ、あばらも折れている状態でひとりでは立てない上に、感染症併発の可能性もまだあって、とても退院できる状態ではない。
スカちゃんはモルの面倒くらい喜んで看るけど、問題が２つ。
ひとつはスカちゃんがスキさまからボルチモアで起こった連続猟奇殺人の捜査に協力するよう要請されていること。
（実はこれがある人物の差し金で、モルスカに対するささやかなリベンジだったのですね。リベンジというより低レベルな嫌がらせなんですけど！ある人物っていうのは、トゥームズ事件でモルスカに手柄をとられ、ボルチモア支局にとばされたトム・コルトン、あなたのことよ！）
最初スカちゃんは別の人をその任務にやってくれるようスキさまに頼んでみたんですが、向こうからスカちゃんにご指名があったんだから、それは無理だとすげなく断られちゃいます。
それどころか、スキさまは名（迷）案を思いついちゃうのですね。
「そういえば君の母上はボルチモアに住んでいるのではなかったかね？」ってね。
そうスカママです！
スカママはフォックスが好きだし、母親の鏡なので、このお願いを断るはずもないのは、スカちゃんにも自明の利なんだけれども、ここにきてクローズアップされるもうひとつの問題。
言うまでもありません。強制退院させられるほど悪い患者です。
モルは病気となるとわがままに拍車がかかり、手のつけられない問題児以外の何物でもなくなっちゃうのです。
がまんできない痛みを感じると、誰でもいいから何とかしてくれと思うらしく、それに失敗しようものならさあたいへん。
自分の痛みをわけてやろうと、お返しに、傷つけるような言葉を吐いたり、態度をとる。（モルこういうの大得意でしょ？）
はっきりいってやつあたりです。はっきりいわなくてもやつあたりです。
早い話、36歳にもなろうって大人が、病気になると12歳のこども並になっちゃうってことなのです。
スカちゃんはそれにはもう慣れっこですが、スカママはそんなフォックスを知らない。
スカちゃんもママにはそんなモルを見てほしくない。
それでもスカちゃんに他に選択肢などなく、結局モルを連れてママのお家にやっかいになることに。
もちろんスカちゃんは、モルにいい子にしてるようしーっかり釘を刺すことを忘れないし、
モル自身、この世で1番失礼な態度を取りたくない人がスカママなので、しぶしぶこの状況に屈することになるのですが・・・
ですが！
そこはトラブルメーカーでお子ちゃまなモル、いろいろやらかしてくれます。
モルって仕事では「できる男」ですが、それ以外ではまるで「役立たず」そうでしょう？
その辺が如実に現れてて笑えるんですね。
まず嫌いな野菜スープにライスプディング（どっちもどろどろの液体）、食べたくないけど、食べないのはスカママに対してかなり失礼と思ったモルは、ばれないようにと鉢植えに捨てちゃうんですねー。
発想がこどもだわ―。（実はＪＮＫも小さいときにやったことが・・・）
TV（これが古いTVでリモコンがない！）のチャンネルかえようと躍起になってこわしちゃったりとか。
それでもスカママは忍耐力があり、そのうえとーっても愛情深く理解があって、絶対きれたりしないのね。
すごいです！
モルは結局感染症を引き起こし、高熱にやられますが、それでも自分のやらかした数々をスカちゃんに知られるのがいやで、スカちゃんに電話するのは待って欲しいと頼みます。
深夜2時過ぎになんとか帰宅できたスカちゃんを待っていたのは、モルがスープを捨てた植木鉢を構えたスカママ。
（ママはスカちゃんを泥棒かと思ったらしい。ここでスープ捨てたのがばれちゃうんですね〜）
一体何があったのよ？というスカちゃんの問いかけに、腕組んで片眉あげてポイントポイントおさえながら簡潔に説明するスカママ。
親子の遺伝を目の当たりにしたモルは、たまらず大笑いしちゃうのですが、それが最後の引き金になって、ひどい腹痛に襲われます。（まさに自業自得。）
で、スカちゃんにアンプル打たれるんですが、そのときのやりときがかわいいんですね〜。
M「それって痛いかな？」（おこちゃまな泣き言）
S「さあ、どうかしら？」（♪つきそうなくらい楽しそうに。）
M「ママ！助けて！」
叫ぶモルにスカママは笑って、注射打つ間手をにぎってあげるの。
最後、いろいろ迷惑かけちゃったことを詫びるモル（このときモルは、思わずママと呼びかけて、すかさずMrsスカリーって言い直すんですね〜）に、スカママは、さすがスカママな見解を示します。
それはモルが愛されることに慣れていないから。
結局、余計な迷惑かけたくないっていう気持ちが裏目に出て、トラブルを招いてしまっていることをスカママはちゃーんとわかっていたんですね。
それで、
「もうそろそろ慣れてもいいころじゃない？」
って〜T T
モルも「そうですね、僕もそう思います。Mrsスカリー」
と晴れやかに答えるんですね。
そしたらスカママ、「ここにいる間は好きなだけママって呼べばいいわ」って。
もちろん今回ばかりはモルもそれに甘えて「ありがとう・・・・ママ」と返します。
そこをたまたま廊下の前を通りかかったシャワー上がりのスカちゃんは、その会話を立ち聞きしちゃうんですね。
そしてママにそれがばれないうちに、抜き足で自分の部屋に引き上げるんですけど、そのときスカちゃんの顔は思わずほころんじゃってたのでした。
と、こんなかんじのお話です。
スカちゃんの出番はほんと少ないし、シッパーシーンはないに等しいので一般受け（←？。シッパー向け？）ではないのですが、
HISAYOさんスカママだいすきだっておっしゃってたので、そうだ！HISAYOさんに教えてあげよう！と思いまして♪
題して、スカママとモル、擬似親子体験！ ほら、何しろ、将来の義理の親子ですからね〜♪
☆ HISAYOの感想 ☆
ＪＮＫさん！今回も楽しいＦＩＣのご紹介、ありがとうございます〜(^^)
おっしゃるとおり、スカママファンの私です♪
だってスカママってモルに優しいし、モルもスカママになついているっていうところがあるでしょう？
なんかすでにもうスカちゃんの恋人として認めているような雰囲気が最高ダナと思っているんです♪
誰がbadなpatientか・・・要するに手に負えない患者と言うことですね。
えーえー！もちろんわかりますわ〜。
基本的に長男特有のわがままさを持ち合わせている彼ですからねぇ。
しかしモル〜(^O^;
強制退院させられるほどっていったいどんな患者さんなわけ？
それは確かにあなたは何かって言うとすぐ僕の主治医はスカリーだって訴えるからそういうのも言ってみたりしちゃったのかしら？なのでここの強制退院はいきさつを私なりに考えると、とっても愛を感じる部分なのでそんなモルもこれまたよし！って感じかもしれません〜♪
しかしそんな状態のモルでも面倒を見なくてはならないスカちゃんっていったい・・・。
はぁ・・言うことを聞かない子犬を飼っていると、ほんとスカちゃんも苦労が耐えないわ〜(*^O^*)←あれ？笑顔？？
しかし面倒を見るのはＯＫのスカちゃんにもまだ問題が・・・。愛があっても問題は消えないわけですわねぇ。
それにしてもコルトン！(*￣m￣) ププッ
最近お見かけしないと思っていたらやつはボルチモアなんかに左遷されていたんですね(^◇^)ケケケ
ざま〜みろっていうんですわ。ああいう底意地の悪いコルトンはとばされて当然っ！
そもそもあんた顔デカイのよね！半魚人顔なのよ！ビジュアル的にアウトなわけーーー！
そしていろいろありながらもスキさんの采配でモルはスカちゃんとスカママの元へ・・・。
うんうん(^-^)そうですよねー！スカママは母親の鏡。娘との絆も深いものがあるし、モルを理解してくれているし！
そう言えば、bagpiperさんの翻訳してくださったＦＩＣの中にスキナーとスカママをなんて言っているモルがいましたよね〜♪そういうステキな設定があってもいいのでは？なんて思ったHISAYOでございます。
しかしねぇ・・・我慢できない痛みを感じると暴れちゃって言うこともきけなくなってしまうモル。
ＪＮＫさんがおっしゃるとおり、36歳にもなる大人が病気になると12歳のこども並になっちゃうってねぇ・・・。
(´ﾍ｀;)はぁ・・・手に負えない男。
【フォックス・ウィリアム・モルダーくん。職業−ＦＢＩ特別捜査官】
ってやつでしょうかぁ〜？？？
でもそんなモルがキュートって思えるところもあるのかも？←モル族見習い中。
いったいどうなることかって思ったんですけどとりあえずはモルママには良く思われていたいモルらしいので良い子にしていることを約束したいみたいでよかった、よかった(^^)
モルっておっしゃるとおり基本的にできる男なんですよね！でもね。基本からはずれちゃうとどうにもこうにもねぇ・・・。だけど今回はちゃんとっっ！・・・と思ったら違ったんですねぇ（笑）
食べられないものを目をつぶってでも食べるとかじゃなくて植木鉢に捨てちゃうって〜（笑）
ほんと発想が子供なんですけど、でもモルらしいような気もしないでもないって言うか・・・。
なんかモルって悪いことすると焦って隠そうとするでしょう？スモポテでしっぽの骨折っちゃったときとか（笑）
でもさすがスカママですわぁ！ちゃんと愛情深く許してあげるなんて！
私なんて友人の家の３歳の男の子に２０分もつきあっていると、もういいかなって思ってしまいますしね(^^;その辺、さすがの忍耐力をもっているなと感心致します。
それにしてもモルの高熱の理由。あぁ・・子供・・本当に子供だわぁ・・・
でもそのスカちゃんに電話しないでくれって懇願しちゃっているモルはきっと女性の万人の母性本能がダイレクトに反応するあの子犬顔を披露しているのに違いありませんわっ！
もうっっ！最強の武器を持つ男、フォックス・モルダー！
そしてスカちゃんのあの独特の表情はスカママ譲りだったのですね。
でも確かにパパとはにていないものね。スカちゃん(^^;
だけどそんな様子をみて笑ったことが原因で腹痛を起こすモルってーーー(Ｔ▽Ｔ)ノ＿彡☆ばんばん！
モルーーーー、いったいあなたはどこまでモルなのー！ほんと、自業自得の因果応報。
ちょっとかわいそうだけど、やっぱり笑ってしまいますわ。
注射をモル痛がるモルもキュートですね。モル、痛いの弱いですものね（笑）
それでもってスカちゃんはそういう治療系には強いしね(*^m^*) ムフッ
でもモル、ママに助けを求めるってさぁ〜（笑）
でも最後のスカママの言葉にじーんときます。スカママに絆されるモルって感じなんですねぇ。
確かにモルママってどこか冷たいところがあるし、家庭の暖かみとかモルはあまり知らずに育ってきたところがあるので、こういう風に愛する人のお母さんにも甘えられる様になれるなんて！
モルっ！あなたの人生はスカちゃんと出会ったことによってだいぶ上昇傾向にあるのよっ！その辺しっかり自覚してねぇー！
スカちゃんもお疲れモードでお帰りのところ、モルの暴れん坊ぶりを目の当たりにしてますますぐったりだったのでしょうけど、こんなスカママとモルの会話を聞けて大満足だったかもしれませんね(^^)
Shippyじゃないし〜とおっしゃっていたＪＮＫさんですけども、スカママとモルが絡んで頂くだけで私の中ではかな〜りShippyなんですわ〜♪
モルってスカママの前だとスカちゃんの事をダナって呼ぶし、スカママもモルをフォックスって呼ぶし〜(*^O^*)そんな義理の親子の愛情をかいま見るのが大好きな私なんです！
素敵なＦＩＣのご紹介。本当にありがとうございました(^▽^)/
