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"Lipstick"は短いお話なのですが、相変わらず、もう勘弁してください<(_ _)>って言うくらいのふたりでございます。 結婚して３年たった頃、っていう設定です。 結婚して初めてスカちゃんの出張でございますぅ。それも１週間！！ 思い出していただけるでしょうか〜？新婚さんのモルスカが、スカママとのランチでほんのちょびっと離れるだけで寂しいって言い合ってたことを・・・。 結婚３年であろうと、モルスカは新婚そのままでございます。 もうね、今回は「１週間」ですからね！！！今生の別れみたいなことになっております〜〜〜。読んでる私の方が恥ずかしくなってくるような気がいたします。 最初は、モルを起こさないようにモルの腕から抜け出すスカちゃんです。でも、その前にもう一度モルの胸にしがみついちゃったりします。モルの寝顔を観察しながら、ウイリアムくんにそっくりだって思ったりします。 スカちゃんが、そぉーっとモルの腕から抜け出すと、寝ていても顔を曇らせちゃったりするモルの髪をそっと撫ぜながら、 "Shhh. Sleep, Fox,"って言ったりしてーーーー。そうすると、モルはスカちゃんの代わりにスカちゃんの枕を抱きしめちゃったりするわけです。 でね、それを見ているスカちゃんは胸が一杯になっちゃいますぅぅぅ。 あ、もう一度ここで確認しておきますけど、スカちゃんは、タンザニアの奥地に１年間探検隊として行くわけではなく、シカゴに検視官のカンファレンスがあってそこで講演するために１週間ほど出張する予定でございます。 スカちゃんのキャリアにとってもとっても重要でスカちゃんの仕事をたいへん評価されての出張です。でも、スカちゃん、嫌なんですねー。 用意を整えて朝食を食べる前にウイリアムくんのお部屋に様子を見にいくスカちゃん。うつぶせになって眠っているそのダークヘアは寝癖になってて、そのちいさな手でテディベアがしっかり抱きしめていました。さっきのモルにそっくりなんです。スカちゃんは目をうるうるさせて笑顔を浮かべます。 そーするとー、後ろから"Beautiful, isn't he,"っていう静かな声と同時に逞しい腕がスカちゃんのウエストに巻きつけられて何も着ていない温かい胸に引き寄せられました。 スカちゃんは「あの子のダディと同じくらいBeautifulよ。」って囁きます。モルは抱きしめる腕にさらにぎゅって力を入れます。 もうね、ここからは「糖度の限界へ挑戦」というタイトルと同時に中島みゆきの声で「風の中のすぅばるぅぅ〜」って流れてきそうなシーンの連続です。 あなたを起こしてしまいたくなかったのに、っていうスカちゃんに、僕は目が覚めてよかったと思ってるよ、って返すモル。一週間は永遠ではないけれど、今はおそろしく長く感じるそーですぅーーー。 朝食の間はあまり言葉を交わさなかったけれど、その代わりお互いを見詰め合っていたそーで、食事が終わってからカウチに移動します。 スカちゃんに向かって腕を広げるモルの胸の中に納まるスカちゃん。きたるべき１週間を切り抜けるだけの強さと愛を確かめ合うために長い間抱き合っていました。 ・・・あのぉ、私、もう一回スカちゃんの出張先の地名と目的と期間を確認したくなってしまったのですけど、HISAYOさんは必要ないですか？？？？？？えっと、念のため――スカちゃんの出張は宇宙戦艦ヤマトに乗ってはるばる遠くイスカンダル星に行くわけではありませ〜ん（大声）。 で、ふたりは迎えのタクシーがくるまで抱き合って、ちゅーをして、寂しくなるよって言って、涙を浮かべながらスカちゃんはタクシーの中から、玄関で見送るモルを振り返って出発するというお話でございます。 おわり、ってしようと思って重大なことを忘れておりました。タイトルの"Lipstick"の訳ですがつい失念しておりました<(_ _)>。えっと、起き出してそっとバスルームで身支度をしていたスカちゃん。鏡の前で口紅をつけながら、寂しいなーって思ってます。で、いいことを考え付きました。そのリップスティックでモルへメッセージを鏡に書いて、その隣に自分のキスマークをつけて、フォックスがこれを見つけたらどんな顔をするかしらって思うんです。 で、最後のシーンでも、スカちゃんが去っていた後、モルにはスカちゃんの微かな香水の香りと口紅がモルの唇に残っていましたって終わるんです。 でもって、ほんとに終わります。 coo さすがです〜！さすがモルスカなんですねー(>_<) HISAYO |
