☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
タイトルはAfterglow、今度はスカちゃんが眠っているモルをじっと見つめているシーンから始まります。
モルの胸の中にもう一度身体を寄せてそうっと満ち足りたため息をつくスカちゃん。幸せを噛みしめております♪
でもですね、もう一度眠ってしまうには障害がふたつある、とおっしゃるスカちゃん。
理由のひとつは、こんな風にモルの隣でベッドの上にいるときにしたいのは眠ってしまうということではないこと。二つめは、またお腹が空いちゃってるってことだそうで(^^;)。
しかもうっとりとまどろんでいるうちにさらに大きな理由が持ち上がります。
バスルームへぜーーーったいに行かなきゃならなくなったそうでございます（笑）
そっとモルの腕の中から抜け出すと、眠りながらモルは何かを探すようにマットレスの上で腕を動かしてます。そんなモルの姿に笑みを浮かべながらも、スカちゃんはバッグの中からおうちから持ってきたサテンのローブを探し出します。
眠そうな声で「"Scully?"」っていうモルに肩越しに振り返って、"I'm here,Mulder,"って答えるスカちゃん。
ローブを着ているスカちゃんに「何してるんだ？」と訊ねるモルの声は小さな少年のようだそうで、思わずスカちゃんも笑顔になってしまいますぅ(*^_^*)
ただバスルームへ行くだけよ、すぐに戻るわ、って言われて、モルは頷くとふっとため息をついてまた枕に頭を沈めちゃいました。
で、そんなモルにまたまた笑みを浮かべながらバスルームへ向かうスカちゃんでございますぅぅ♪
・・・私ですね、「あ」は好きです（きっぱり）。でもぉ、くぉぉぉぉんなシーンだったら、１００KBだろうが５００KBだろうが読めちゃいます！！
あ、でも、残りの２０００KBは「あ」ということで。←全然ダメじゃん(^。^;)
ここでモル語りに変わります。まどろみながら、モルは自分は夢を見てるに決まってるって思ってます。
大きな天蓋つきのベッドに寝ながら満ち足りた気持ちで僕はうとうとしている。僕の横はまだ温かくて、枕はスカリーの香りがする。
夢だ、絶対に夢に違いない。目覚めてしまいたくない。
それから、隣の枕を引き寄せて思いっきり息を吸い込みます。やっぱりスカリーの匂いがする。スカリーとレモンとセックスの匂いだ。
夢じゃないかも。
と、思っていると、今度はスカちゃんの声で
「モルダー、何か食べるものをオーダーしてくれない？お腹が空いてしまったわ。」
だそうですぅ。
そんなスカちゃんに笑顔になったモル、これは絶対に夢じゃないとわかりました。スカリーはセックスの後はお腹がすく、そんなトリビアを習得したモルでございます。
その後、戻ってきたスカちゃんがゆっくりとサテンのローブの前をほどいて、ベッドの上でモルと合流いたしました。ここからもまったりと濃〜くふたりで愛撫しあっちゃってます(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)
そーしーて！ボブの上２インチのところにスカちゃんの中心が近づき、あと３秒もすればそういうことになる、というその瞬間・・・案の定、というか、お約束というか、ノックの音の後に"Roomservice!"の声が（＾。＾；）
モルのオーダーしたお食事がやってきてくださいました。
ここで、モルの用意したこのTheBeaumontがどれほど”高級”ホテルなのか、ということがさらに証明されます。
カートを押して入ってきたウェイターの彼はびしっと黒服で決めており、急いではいたジーンズしか身につけていないモルにも、しかも間違いようもないセック○の匂いが満ちている部屋にもかかわらず、顔色ひとつ変えずに何事もなかったかのように出ていったそうです(^^;)
LikeIsaid:Thisisaclassyplace.（さっき言っただろう：ここは高級なんだ。）
と、モルも胸を張っているようでございますm(__)m
それからのふたりはねぇぇ(#^_^#)、甘々、ラブラブでございますぅ。
それにエッチだしぃぃぃ〜〜〜〜〜♪♪♪
さっそくいただきますをして食べ始めるふたりでございますが、モルによると、このランチョンのドレスコードはひじょーに厳格なのだそうで、ふたりとも生まれたままの姿でございます（きゃー、は・ず・か・しい(#^_^#)）
ターキーとハムとぉ、ローストビーフ、チーズをナイフもフォークも使わずにお互いに食べさせてあげてます♪
合間に冷えたワインを飲んでぇ、それからぁぁ、切ったフルーツに、溶かしたチョコをつけたりして・・・でもって、時々、【うっかりして】そのチョコレートが身体についちゃったりもしてますぅぅぅ。
スカちゃんの左胸についたチョコを舐め取ったモルがそのままスカちゃんの顔を見上げます。その口元にはたくらんでるような笑みが浮かんでます。
それから、なにげな〜〜い口ぶりでモルが話し始めます。
「あのさ、スカリー、」そう言いながら、彼はフルーツの載ったトレイに手を伸ばす。
「僕は前からイチゴが好きだったんだ。」
彼は大きなイチゴをつまみ上げると、私の方に向き直った。指の間でそのイチゴをそっと弄んでいる。
「それにね、イチゴっていうのはソースをつけるともっとおいしくなるんだよ。」
私はあっという間に減ってきたボウルのチョコレートに彼がイチゴをつけるのだと思っていたのに、彼はただそのイチゴを指の間で回してにやにや笑っているだけだった。
私はそんな彼にどうするの？というように眉を上げてみせたが、彼が何をしようとしているのか私が理解する前に、彼はもう一方の手を私の足の間に埋めると、指を濡れた中心に探るように入れてしまった。
そんな突然の刺激に、私は息を呑んで飛び上がった。けれども、彼は手を引いて指を引き抜いてしまう。彼の視線は私の視線を捉えたままだ。
彼はその指でイチゴを掴むと、そのまま私の蜜を塗り広げていく。それから、そのイチゴを口の中に入れてしまった。
・・・もう♪、エッチでしょう？(#^_^#)
ただですね、この作者さんたちはこのイチゴのエピソードには参考にしたFICがある、とおっしゃってます。
お話の中でもモルの口から『どこかで読んだことがあるんだ』と言わせているのですけどね。
RachelAntonさんの"EleventhHour."というお話に出てくるそうです。
・・・私、読んだことがあったかな、どうだったかなぁぁ。でも、ここで"EleventhHour."を読み直しちゃうとぉ、しばらくHISAYOさんとは音信不通になっちゃいそうなので自粛しておきますm(__)m。
そして、モルはこの読んだお話では、もっと”ダイレクト”なアプローチでイチゴが使用されていたんだよ、と親切にスカちゃんに教えてあげてました。
そして、そんな情報を得たスカちゃんの頭には、スカちゃんの中心と、そして、そこに埋まったイチゴを同時に召し上がるモルのお姿がくっきりはっきりハイビジョンのように浮かんできてしまったそうでございます(^_^;)
思いっきりのチュウをスカちゃんからされながら、モルは頭のなかで、チーズケーキを使ったプランもあるけどそれはまた後にしよう、と考えて（笑）、どんどこふたりで盛り上がって参ります。
そして、二個目のイチゴを取り上げて、一個目と同じことをしてからそれを歯に挟むとそのままじっとしてるモル。
それを見て、エロティックな笑みを浮かべたスカちゃんがモルの方へ身体を寄せてそのイチゴの半分を唇で包み込みます。
それから、モルがそのイチゴを囓ると、ジュースが・・・イチゴとぉ、スカちゃんのジュースがぁ(*^_^*)(*^_^*)、ふたりの口の中にじわーっと広がって参りますぅぅぅ(*^_^*)(*^_^*)(*^_^*)
それから、あっという間に熱烈なチュウから始まって、スカちゃんがモルのお膝の上にまたがってあともう少しで最後までいく、という時に、スカちゃんが僅かに残っていた冷静な部分で考えます。
このままそういうことになってしまうとぉ、モルダーが次のラウンドの準備をするのにしばらく時間が必要になるわ。
ってなわけで、唖然とするモルから下りて、一緒にお風呂に入りましょうとスカちゃんは甘く囁きました♪
そして、ふたりでお風呂に入るシーンに突入するのですが、ここからまた始まっちゃうと思うでしょう？HISAYOさん？
違いますぅぅ。
ここはSMUTモードというより、ラブラブモードでございますぅ。
ここから２００行にわたるお風呂のシーンでは、ふたりがお互いにどれほど相手を愛して愛して愛し倒しているか、相手がいかに特別なのか、どんなに他の誰とも違うのか、ということがあまーーく、あまーーく語られて行きます。
いえ、もちろん、なんというか、ものすごくエロティックなキスとかは思いっきりなさっていらっしゃるし、その描写も詳細なのですが、趣旨は違うという感じでしょうか。
そして、モルはとうとう想いが嵩じて、スカちゃんに"I'm not afraid of you."（僕はきみを怖れてはいないんだ。）と告げます。
一瞬、困惑するスカちゃんですが、あっという間にその意味が１００％理解できたスカちゃんでございます。（いえ、cooは最初に読んだ時、まったく分かりませんでしたことよ）
そして、即座に、スカちゃんは今まで感じたことのないほどの愛といとしさがこみ上げてきたそうです。
つまりですね、今までのモルの人生において、モルの経験した愛情っていうのはすべて終わりを告げてきました。女性達（ダイアナとかフィービーを始めとする皆さんですね）との関係からモルが学んできたことは、いつか彼女たちは彼の元を去ってしまう、しかも、考え得る最も残酷なやり方で去っていく、ということでした。
だから、モルがスカちゃんに対しても同じことを怖れていたのだとスカちゃんには分かります。でも、今、モルはそんな自分の疑いや自信の無さを乗り越えて、スカちゃんはここにいて、これから先もどこへも行きはしないということを受け入れたのだ、ということが分かったわけです。
涙でうるうるしながら、ふたりは額を押しつけて、スカちゃんが答えます。
「私は絶対にあなたから離れてはいかないわ、それはたとえ100万年先でも変わらない。そうしようと思ったとしてもできないわ。あなたが私を必要としてくれるのと同じくらい私もあなたが必要なの。」
モルはそんなスカちゃんのお顔を両手で包み込んで告げます。
「分かってるよ。僕はずっとそうだと信じたいと思っていたんだ・・・でも、今、やっとそうだと分かった。」
スカちゃんの頬を流れる涙をそっとぬぐって、それから、キスで最後の涙をすくいとるモル。
その後、スカちゃんの顔にキスの雨を降らせていくモルでございますぅぅ（感涙）
それから、「スカリー」って言ったモルの声は、優しくて、ほんとに優しげでねぇ、まるでスカちゃんのその名前をほんとに大事な大事なガラスであるかのように呼びます。
キスの雨に目を閉じていたスカちゃんが瞳を開いてモルを見つめます。
そうするとぉ、さっきと同じくらい優しくモルが言います。
"I want to make love to you."
そんなモルに言えるのはたった一言だけですね。
"Yes..."と答えるスカちゃんでした。
ここでまたモル語りに変わるのですけど、モルはモルでこんな風にスカちゃんがイエスと答えてくれたことに感動してます。
いえ、この時点でスカちゃんがイエスと答えることは特に驚きではないわけですよね。でもぉ、それでもやっぱり感動しちゃうモル、っていうのがいいでしょうーーー！！！！！←叫ぶcoo
そして、ここからはまた200行に渡って、甘く美しい「あ」が展開されて参ります。
ただのSMUTではないことがここでも証明されております。
最後はモルの顎の下にちゅってキスをしたスカちゃんをモルがさらにぎゅうって抱きしめて、そんなモルに笑顔を浮かべるスカちゃんのせりふで終わります。
This is where we belong.（ここが私たちのいるべきところだ。）
これでAlternativesはおしまいでございますぅ。
☆ HISAYOの感想 ☆
眠っているスカちゃんを見つめているモルというパート４に対して、今度は眠っているモルを見つめるスカちゃん。
モルはねぇ・・・ずっと眠りが浅くてきっとあまりリラックスすることが少ない人生を送ってきたんだろうと思います。
でも、これからはね。スカちゃんの隣という自分の場所が確立できたわけですから、よかったですよねぇ(TOT)
そんなモルの安心しきった寝顔を見つめるスカちゃんって言う図で始まるラスト。
既にラストを飾るにふさわしいパートなのだろうと想像することが出来ますですーm(__)m
そんなモルの寝顔を見つめながらもそっとベッドを抜け出すスカちゃんっていう図も最高でしょう。
でもそれに気がつかないモルじゃないところも最高でしょう。
その後もバスローブ、高級なルームサービスの邪魔、厳格なドレスコードで堪能する朝食。
これでもかっていう程のShipperよだれものシーンの続出に作家さん＋cooさんに心からお礼を申し上げたいと思う所存でございます。
でもねーーーー(*>▽<*)
こんなところで早々にお礼を申し上げている場合ではございませんでしたわねーーー！
お食事にはデザートがねぇ・・・あるわけでございますよね。
それが「いちご」なんですね。きっと大きいのでしょうね〜。酸っぱかったりすることはないようなパーフェクトないちごなんでしょうねぇ〜。
プリティーウーマンのリチャードギアがシャンペンと共に用意したイチゴ以上なんでしょーねーーー！
しかしねー。イチゴっていうのは練乳かけて食べるくらいの手法しか知らなかった私に、シャンペンにもあうんだーーー！と教えてくれたのはギア様でしたけども、モルスカはそれ以上のいろいろな事を私に教えてくれるのですねm(__)m←早々に平伏
ここで押し留まったスカちゃんのその精神力たるや富士山の高さを変えてしまうほどの強さを感じますが、その先のバスルームではその甲斐がある素晴らしい会話がなされるわけですねぇ(TOT)
モルは妹がいなくなってからというもの、母親からの愛情も失って、そういう不遇な家庭環境のせいなのか、女性を見る目が全然だめだったわけですよねぇ(>_<)
もうしょうがないって事にします。それはもうモルが悪い訳じゃなくて家庭環境のせいだったということにします。
ですので、過去のなんたらとかいう女性たちの事は私はスルーすることにしてあげますー（でも高飛車）
そしてそこから始まる200行。
あぁ・・・こういうお話を聞かせていただくと自分がアメリカ人だったら良かったのにと思います。
もう英語ができたら良かったのにというのを通り越して、自分よ、アメリカ人であれ！と祈ってしまうのですよねぇ(>_<)
でもその願いは届かず・・・（当たり前）
cooさん、本当に詳細かつ楽しい読み応えのあるレポートをありがとうございましたm(__)m
とってもとっても堪能し満喫させていただきましたー♪
またcooさんの翻訳＆レポートを心からお待ちしております！
