☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
次は”Obstacles”とういうタイトルです。
今回は、モルスカがＸファイルを取り戻した日の出来事でございます。
ご安心くださいませ。あのいけすかないオババのことは何ごともなかったかのように無視されておりますので。
朝、遅刻してくるモル(^^;。とにかく、Ｘファイルを取り上げられていやいや仕事をしていたモルですので、全然やる気がないわけです。おまけに前の晩の大雪で車も埋まってましたし、シャワーも壊れてそんな極寒のなか、冷水シャワーを浴びるなど、ついてないモルがＦＢＩにたどり着いたのは１０時前・・・。
ふたりのデスクのある３階にようやくたどり着いてみれば、スカちゃんの姿は見えません。
おかしいな、どこへ行ったんだろう、と思っていると、あのアホのコルトンが声をかけてきます。不快な気分を抑えて「エージェント・スカリーがどこにいるか知っているか？」と聞くと、１時間半前にカーシュのオフィスに行ったぞ。多分、彼女もようやく正気を取り戻したんだな、なんて不愉快なことを言われます。
それを聞いて、スカちゃんがあの間抜けな新米に撃たれた事件をむかむか思い出しながら、カーシュのオフィスのあるフロアーへとエレベーターで上がって行きました。
でね♪、エレベーターのドアが開くと、スカちゃんが目の前に立っていました。満面の笑みを浮かべております。それでぇ、モルが目の前にいると気づいたスカちゃんたら♪♪、さらに笑みが大きくなって「モルダー！」って大きな声で呼びかけます。
次の瞬間、スカちゃんはモルに思いっきり抱きついてきました＼(^o^)／。
モルの驚いたのなんの（笑）。そのままエレベーターの奥の壁までスカちゃんに抱きつかれたままどどどーーんと下がっていってしまいました。
私たち、Ｘファイルを取り戻したのよ。やったわーー！、って言った後、スカちゃんは思いっきりのちゅーーをしてきました。モルはなすがままでございます。そのキスはボブに直撃だそうです(^^;。
もうね、挨拶程度のキスはしたことがあるけど、舌まで入っちゃうようなぱっしょねいとなキスはこれが初めてだとモルも言ってます。エレベーターはそんなふたりを乗せたまま再び動き始めました。
エレベーターがカフェテリアの階に停まってドアが開いて、キスを終えてからも、ここ何日も見たことのないくらいにこにこ嬉しそうなスカちゃんは、これからの計画をたてましょうってモルを引っ張っていきました。
それから、終業時間までふたりで明るくどのケースから着手しようかとか、いろいろ話し合ってました。ただ、結局、その後はあのキスのことは話題に上ることもなく、ふたりはそれぞれおうちへ帰っていきました。
なんだぁ、つまんないじゃないのよぉぉ、と思われるかもしれませんが、こんなことでは終わりません。
結局、ずーーーっとあのキスが気になっているモルは夜の８時にスカちゃんのおうちへ向かいます。
最初はなんか中学生の初デートみたいにどきどきなふたりでしたが、ほら、そこは大人ですからねぇ(*^。^*)。
「何か、飲む？」って言うスカちゃんに、「いや、いらないよ、飲むものは」って答えるモル。そんなモルに内心どきどきのスカちゃんはセクシーに返します。
「じゃ、あなたはなにを欲しいの？」
「あぁ、僕はちょっとしたことを考えてきたんだ・・・」と同じ調子で返すモルに近づいて、いきなり指でモルの横っ腹を突いちゃうスカちゃん(^^;。
ふいをつかれるモルの隙をついて、今度はスカちゃん、本格的にくすぐっちゃいます。
お互いに笑い合いながら、いちゃいちゃふざけてますけどぉ、結局、モルがスカちゃんを捕まえて、そのままスカちゃんと一緒にソファに背中から腰を下ろしちゃいました。
でもって、今度はモルからの思いっきりのちゅーでございました。
もうここからは一気にいくとお考えでしょう？
ぶーー！違います（きっぱり）
このシリーズの前書きで作者さんたちは、モルダーとスカリーがどこまでセックスをしないでいけるか、というお話です、と書いていらっしゃいますので、そう簡単にはことは運びません。ええ、運びませんとも！・・・ただですね、このシリーズは全編をとおして思いっきりＮＣ−１７ですから、ただでは済みませんことよ。
スカちゃんが前に内緒で（とスカちゃんは思ってます）モルから取っちゃったモルのシャツを指して、「素敵なシャツだね、スカリー。どこで見つけたんだ？」って、ながーーーいキスを中断してモルが聞きます。
赤くなっちゃったスカちゃんですが、「たまたまだわ・・・返して欲しい？」って唇を触れ合うようにして答えます。
シャツの下に手を差し入れてゆっくり円を描くように愛撫しながら、モルが答えます。「いや・・・だけど、脱いでほしいな。」
スカちゃんの頭のなかではその瞬間「ＹＥＳ！」という声が木霊してますが、そこで、はっと気づくんです。いえ、スカちゃんは実はモルを部屋に入れる前にちょっと躊躇してたんですね。で、この時になって、スカちゃんもその理由を思い出しました。
で、ちょっと一瞬黙っちゃうんです。でもって、誤解したモルがやりすぎっちゃった、って顔であわてて手を引っ込めるんです。
スカちゃんは即座に否定します。そうではないのよ、って。もちろんモルもわけが分かりません。スカちゃんがおっしゃるには、
「私もこれを望んでいるわ、モルダー。あなたと同じくらいよ。もうずっと長い間望んでいたのよ。ほんとうよ。・・・・・・でも、今夜は・・・あの・・・」
目を逸らせて、大きく深呼吸したスカちゃんは一気に告白します。
「モルダー、私、今、生理中なの。」
それから、３０秒後に勇気を振り絞って視線を上げてみると、なんとモルはバカみたいににやにや笑ってます。ちょっとむっとして、「なにがそんなに可笑しいのかしら？」って言うスカちゃん・・・確かにそうですね(^^;。
それに対するモルってば、ほっとしたんだと答えます。
スカちゃんはさらに信じられない思いで「ほっとしたですって？今夜、私たちはできない、って今私が言ったのに、それで、あなたはほっとしたというの？」
・・・・ごもっともです、スカさん。
ところが、今度はモルが困惑してます。「どうしてできないんだ？」
ため息をつくスカちゃん。「今言ったでしょ、モルダー。私は今、生理中なの。」
ぜーーんぜん分かってないモルは爽やかに言い放ちます。
「僕はまったく気にしないよ。」
無言のままモルをじーーーーーっと見つめ続けるスカちゃん（笑）で、ようやっとＦＢＩきってのプロファイラーであらせられるフォックス・モルダー様は気がつかれました(^^;
「あ、きみが気にしてるのか。」（ぷぷぷぷぷぷ）
一生懸命に説明するスカちゃんは、そういうのは絶対に私はダメなのよ。それに・・・
って、ここでお話は急にコメディからラブラブモードへとギアチェンジしていきます。
＜「それに、私はそういう風ではなくて・・・そうではなくて・・・」
私は言葉をとめた。言いたいことをどうやって表せばいいか分からなくなってしまっていた。でも、モルダーがそんな私の思いを言葉にしてくれた。
「きみは最初の時をパーフェクトなものにしたいんだね。」彼が優しい口調で言った。
私は彼を見つめ返しながら、その瞳に浮かんでいる優しさと愛を受け止めていた。だから、自然に笑顔になった。
「ええ。」私は囁いた。「あのね、今まで私たちが歩いてきた道程を考えたら、私たちにはそんな時を経験する資格があるのだと思うの。」
彼は同じように笑顔になる。ゆっくりと頷くと、目を逸らせてソファから立ち上がった。
「そうだね、じゃぁ、まだ僕ができるうちに、僕はもう帰った方がいい」
ここでまたまた、SMUT仕様へギアチェンジでございます(^^;
ちょっと、あなた。どこへも行かせないわよ、と心の中で告げるスカちゃん・・・こ、こわひですぅぅ(^。^;)
モルの腕をがしっと掴んで「それで、もう私の用は済んだなんてどうして思っているのかしら、モルダー捜査官？」ふざけるように言うスカちゃんですが、モルがびっくりしながら言います。「いや、だって、きみが・・・」
「私がなにを言ったか自分でも分かってます。」モルを遮りながらその腕をゆっくりと愛撫していくでびるスカちゃんでございます。
で、ここで、初めて、このシリーズの主題が出て参ります。
「でも、どんな時でも”別の選択肢”（alternatives）はあるでしょう」
これを言われたモルの顔を見ながら、スカちゃんはこの顔を写真に撮っておきたかったわ。これはまさにあの「パニックの顔」だわ。
でぇ♪、ここから約７６０行あまりに渡って、実はスカちゃんもたいそうなテクをたくさん持っていらしたということが判明してこのお話は終わりでございますぅ。
もうね、清純なcooにはとてもではないですけどぉ、スカちゃんがモルの足の親指までボブさまにするようにお口でしちゃった、なんてことは申し上げられませんことよ。
すんごいです。ここの描写は(^。^;)。これでもかってくらいせくすぃでございます。最後のモルの台詞を引用して、どんなにスカちゃんがスペシャリストか、ということを証明してこのパートのご説明を終わらせていただきますぅm(__)m
==========
Ohgod.Ohgod.Ohgod.Ohgod.
No.No.Notgod.Notgod.Scully.GodScully.JesusScully.
PleaseScully.Don'tstopScully.PLEASEdon'tstopScully.
Pleasedon'tstop.Pleasedon'tstop.Pleasepleaseplease
please...Scully...Scully...Scully...Scully...
please...
SCULLLLLEEEEEE........!!!!!!
==========
ぷぷぷぷぷ（笑）笑っちゃいますけどぉ、ほんとにえっちですからぁ♪
☆ HISAYOの感想 ☆
ＸＦを取り戻したモルとスカちゃん。
この辺私、Shipperでございましょう〜？ですのでなんかＸＦを手放していた２人っていうのはスルーしちゃっているところがありましてね（Shipper関係ないですか？）
ですので、そうそう。そう言うこともあったかもねーと思い出しました。
オババの件はね。思い出してくるとモルの頭がスリッパを叩くためだけのものに見えて来ちゃいますのでね(=_=)
この辺は作家さん方と共にスルーしちゃおうと思います。
それにしてもこの時期は上司がスキっちでもなかったんですねー（ほら、Shipperですので気がつかないわけです）
でもスカちゃんの呼び出し理由の内容が内容だっただけに、カーシュもたまには使えるなって感じでしょうかね。
ま、それにここからはスキっち管轄になるのでしょうから良かったですー♪
そんな感じでその辺はおわりにしまして（実のところ対して上司関係には興味がありませんので）スカちゃんの家にモルが訪ねていった辺りに着目したいと思います。
なぜにそう言うことになったのか・・ですけども、やっぱりそれはボブ直撃のキスが理由なのでしょうねぇ〜♪
モルも良い大人なのでそういう事を時間の経過とともに風化させてはいけません。
ここで勇気を持ってスカちゃんのアパートを訪ねたことは誉めてつかわす（何様！？）
しかしねー。このお話は続き物。
となればやっぱりスカちゃんとモルがどんなホットなキスをしていざ！となっても、スカちゃんにはスカちゃんの出来ない事情っていうものがあるわけですよねぇ。
時期的に言ってもそれはそういうことになるのでしょう。
でもモルがそれに爽やかに「気にしない！」と宣言したことにはもう男気すら感じます。炎や虫はだめでも、血液には強いモルなんだっていうことを覚えておきましょう〜。
でもね。モル・・・。と私はここで笑顔でモルの頭をスリッパ２回叩いておきます。
スカちゃんが気にしているってことに気がつくのがおそすぎーーーーー！
その罰として校庭１０周！
だけどねぇ・・そこで帰っちゃうのもどうよ。モルって思うわけですよ。
そういうコトしなくても気持ちが通じ合った今となっては、別にずっと一緒にいるだけでもいいわけですよ〜。
緊張をくすぐるって言う行為で打破したスカちゃんの努力はなんだったのかって事になるでしょう〜。
ま。でもそれはそれでスカちゃんも私以上にモルを帰したくなかったみたいなので私はこれ以上は何も言わず見守りたいと思います。
・・・・すごいスカちゃんのテクをご披露いただいたモルがその後、どうなったのか気になりますけどー(*^.^*)
