☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
shannonoさんとBrandonD.RayさんというXFFIC界ではおそらくNC-17のMSRを書かせたら世界で５本の指に入るであろうおふたりのタッグでございます。
（ただですね、残念なことにBrandonD.Rayさんは今年の６月に亡くなってしまったそうです。彼は初期の頃から書いていらっしゃったようで、その作品ももちろん人気がある方ですが、加えて、あとに続いて出てきた作者さんたちへの温かいrecommendもたくさん書いていらっしゃったそうです。Havenでのスレッドでは、CharChaffinさんやsyntax6さんを始めとするたくさんの方々がほんとうに残念だと書いていらっしゃいました。）
とにかくですね、この”Alternatives”は有名みたいです。全部で５つの話からなっております。時期はＳ６の中頃、まだふたりは恋人同士ではない、という設定でございます。もちろん、Ratingは思いっきりのNC-17でございます。濃いです。でもって、ちょっと可笑しい感じなお話なので、最後まで大変楽しく読み通すことができます。
５つの話をかけて、モルスカが最後にとうとうそういうことになる、というお話ですが、”清い”心のHISAYOさんは、じゃ、まず、じれったいすれ違いから始まって♪、と思われるかもしれません。
ブーー、違います（きっぱり）
最初のお話、”Frustration”は、お互い疲れ切って、フラストレーションが溜まった状況での、モーテルのバスルームにおけるそれぞれの一人遊びのお話でございます(^。^;)。しかも、お互いに相手がなにしてるか分かっちゃってます・・・。
あのぉ、ひじょーーに詳細です。その一挙手一投足も目の前に浮かんでくるようにお上手ですが、モルスカそれぞれの心情もたいへんお上手に描写されています。
あんまりお上手でない作者さんが書くSMUTですと、その行動だけで、なんとなく物足りないって感じですが、もちろんこのお話はそんなものではございません。
とにかく、モルも一日中、大変な捜査をして、且つ、スカちゃんの隣で仕事をしてなきゃいけないっていうのが拷問だ、そうでございます。スカちゃんが髪を切ったばかりで、息がとまっちゃうくらいきれいだってこともまずい理由です。でも、最大の理由は他にもある、とモルはおっしゃっています。
あのですね・・・なんか、スカちゃんもおっしゃっていたのですけど、とにかく自分は今日はストレスが溜まっているし、生理の始まる数日前なので、特に！そういうことがしたくなってしまう、っていうことでした。が、モルもなんか、スカちゃんの生理があと少しで始まるってことを知ってるみたいです（＾。＾；）。でぇ、そういう時のスカちゃんは、
もうがばちょってしたくなる雰囲気がＭＡＸなんだそうです(*^。^*)。
えっと、このひとり遊びについては、スカちゃんの方はもうばしっと心に決めて、部屋中の鍵を確認して準備万端でそういう行為に突入してますが、モルの方はもうね、気がつくとふらふら〜〜〜っとスカちゃんがどんなにきれいで押し倒したいかってことに考えが及んじゃうのを、「あ、だめだ！こんなことを考えちゃだめなんだ！スカリーは僕のパートナーなんだ！」と自分に必死で言い聞かせつつ、結局、押し流されて、自分の手が言うことをきかずにそういうことになっちゃいます。
一例を挙げますとぉ、
＜僕には見える・・・彼女が輝くような全裸でシャワーの下に立っていて、瞳は閉じて、唇は僅かに開いているんだ。まるでこの壁が存在しないかのように分かる・・・僕の片手が硬くそそり立った僕のペニスを握り、上下に動き始める・・・
だめだ。僕はこんなことはしないぞ。こんなところに座って、マスターベーションしながら、僕のパートナーを思い描くなんてことはしない・・・僕の友人なんだ・・・僕のスカリー・・・
だめだ、だめだ、だめだ！”僕の”スカリーじゃないだろう。ただのスカリーだ。それだけなんだ。ほんとうだ。ただのスカリーだ。
あぁ。
彼女は多分、まず最初に髪を洗っているんだろうな。あのきれいな、きれいな髪だ。彼女の頭は感じやすいってことは知っている。一度、事件の捜査の最中に彼女がものすごい頭痛に襲われた時、頭をマッサージして欲しいと頼まれたことがある。あのマッサージだけで彼女はオルガスムへ達するんじゃないかって思ったんだ。で、ある時点で、実際彼女はうめき声を上げたんだ。その瞬間、僕はズボンをはいたまま達してしまうところだったんだ。＞
もうね、モルはスカちゃんレモンの匂いのシャンプーも好きなんだそうですぅ・・・。
で、ふたりとも相手に気づかれたってことをなんとなく分かって、でもあと一歩を踏み出せないまま、このお話は終わります。
☆ HISAYOの感想 ☆
おお！cooさん。素晴らしい作家さんお二方の最強タッグとなるお話のご紹介なんですねー♪ありがとうございますm(__)m
そんな大物作家さんの大人気のお話をレポートにて触れることが出来て本当に嬉しいです。
cooさん、ありがとうございますー(^▽^)/
Ｓ６の中頃の２人と言えば、私の中では既に盛り上がっている２人となっているのですけども、そうではないと・・・。なるほど、なるほど。そういうモルスカもこれまた一興ですものね。
じれったい感じの２人が距離を詰めていくその様は何事にも代え難いおいしさの宝庫であるような気がしております。
しかもラストは「濃い」あ。たまりません♪
え？なんですか？勝手に話を進めてにやけすぎですか？cooさんにはっきり
「ブーー、違います（きっぱり）」と言われているのに突き進み過ぎでしたかーo(^◇^;)o
でもねぇ〜。だってじれったい２人を想像してしまう“ピュア”な私に２人個々の１人遊びなんていう発想ができるはずもないでしょう(T∇T)←恥ずかし泣。
だけどしょうがないですわね。人間の本能というか体のサイクルというかそういうものにはなかなか逆らえないものなのでしょう〜。
まずね。モルが髪を切ったばかりのスカちゃんにメロメロになってしまっているのはしょうがないです。これはもう当然です。ならなかった方が私の制裁を食らうモルになってしまうところでしょう〜。
でもなんかスカちゃんの月１回のその時期を知っているモルっていうのには「なぜゆえに？」と首をかしげたくなってしまうわけです(^^;
なんか恋人同士でもそれを知らないでいるような気がするのは気のせいでしょうか？
しかしそのなんていうんですか？手法というかその行動に至る手順といいますかねぇ・・・なんかその辺もモルスカ２人の性格をよくよく表しているような気が致しますm(__)m←平伏
でもこの辺さすがcooさんでいらっしゃいますわ〜(*^O^*)
スカちゃん寄りShipperの心を鷲掴んで下さってモルがどれほどまでにスカちゃんを好きでいるのかがよーく分かるように詳細に語ってくださるのですものぉ〜♪
スカちゃんもスカちゃんで頭痛が酷いからってモルに頭のマッサージをお願いしている辺りがもうねぇ〜。
どれほどの仲なんだって話なんですよねー＼(>▽<)/
ま、いいです。ここはこれ以上はしゃがないように気をつけます。いい年をしておりますし(^^;
しかし２人とも何となく互いの行動を分かってしまうっていうのがねぇ・・ちょっとね(^^;
でもいいでしょうー。大人な２人の大人な行動ですものね。
次なるパートで１人での行動は終了させ、２人で何かを起こしてくれることを期待しますー(^▽^)/
