☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
この間、ドニさんのモルのなみなみならないお金持ち度のお話をして、どんなだったけなぁぁと探してみました^_^;
で、ちょっと見つけたのでご紹介しますぅ。まだ他の話にもあったと思うのですが、とりあえず、ひとつ。
"S IS FOR SUSPENSE"というお話でございます。結構長いです。１５０KBはあるかもしれません。
このお話は、タイトルの”SUSPENSE（決心がつかない、ためらい、きがかり、不安）”のとおり、じれったいスカちゃんの逡巡が鑑賞できます。
モルはもうね、ラブラブ光線をたーーっぷり照射しちゃってるのですけど、スカちゃんの方がなかなか踏み込めません。さすがの私もスカちゃんの背中をどど〜んと押しちゃいたい気持ちをこらえるのが大変でございました。
で、忘れてはいけないのは、モルの超お金持ち度も鑑賞できることでございます。もちろん、モルはいまはやりのＩＴ長者みたいなお金ばかりの成り上がりではございませんから、読んでる私たちもうっとり♪と見惚れてしまえるわけでございます。
ふたりはまだ恋人同士ではございません。
１０月の４日木曜日、夜の９時でございます。でね、スカちゃんちでふたりは事件のファイルを広げながらegg rollを食べながらまったりしております。
モルが事件にかこつけて、ConnecticutのGreenwichへ出張しようってスカちゃんを誘うんです。もうね、スカちゃんは相手にしません。
池にＵＦＯがぽっちゃんと落っこちゃったなんてことはあるわけないってことです(^_^;)。
ところがですね、モルの目的はそんな事件のことなんかじゃなかったみたいなんですぅ。
スカちゃんとふたりで週末に”nice relaxing weekend”を過ごしたいというのが本当の目的でございました。
ハイキングしたり、お散歩したりしたいそーでございますぅぅ。
しかも、どこへ泊まるかというと"My house"（ぼくんち）だそうです<(_ _)>
ちなみにConnecticutのGreenwichというのは、アメリカでも有数の高級住宅地だそうでございます。
↓こんな感じ。
http://www.greenwichctonline.com/
このＨＰのPhoto Tourを見ると、いい感じでございますぅぅ♪
で、お話に戻りますと、モルの「ぼくんち」という言葉を聞き逃すようなスカちゃんではございません。
おもいっきり尋問しております。
その尋問で発覚したのは、モルパパが持ってた家を相続したそうで、モルはそのまま売らずに持ってました。なぜ？って訊くスカちゃんに、街の喧騒から逃れたいって思うかもしれないなって思ったんだと答えるモル。
ほとんど行ったことはなかったモルですが、モルパパが雇っていたハウスキーパーの人をそのまま雇って、お家の管理をしてもらっているそうでございます。
でもね、そうやって答えてるうちに、モルは居心地悪くなっちゃうんですよね。スカちゃんはきっといっしょに来たいなんて思ってないだろうって考えたのでしょう(:_;)
だから、「もう忘れてくれ」って言っちゃったりします。
スカちゃんの方はもう「どーーーしましょー！！」って感じでございます。なんだか、さっきまでの楽しげな様子と打って変わってしまったしょんぼりモルを眺めながら心の中で葛藤を繰り返します。
モルとふたりきりでウィークエンドを過ごすっていうのはすんごく魅力的なアイディアです。でも、同時に、このモルの提案がただちょっとリラックスしたウィークエンドを過ごすってこと以上の意味を持っているのではないかと思ってしまいそうな自分が怖い、って感じでしょうか・・・
そんなことを心の中でくよくよ考えるスカちゃんをちらっと見たモルは、首を僅かに振って、「何を考えていたのか自分でも分からないよ。」って言いながらファイルをそろえて「もう遅いから、僕は帰った方がいい。」って言います。
スカちゃんは慌てちゃいます。
でもって、スカちゃんもようやっといっしょに行くわって言えました。
そんなスカちゃんに向けたモルの笑顔の眩しいことと言ったら♪
スカちゃん曰く、「一番の願い事が叶った小さな男の子のよう」だそうで(^_^;)。下唇を噛んでいるモルのお姿にもう倒れる寸前なスカちゃんでございました。
一生懸命、「私たちは友人なのだから」と自分に言い聞かせておりました。
翌日の朝迎えに来るという約束をして、スカちゃんのおでこにチュウってして帰っていくモルでございます。
で、この後、翌日のシーンに移ると思うでしょ？違います。ここがドニさんのドニさんたる由縁でございます。<(_ _)>←もう既に謝ってるcoo。
帰宅後、スカリーが好きだ、スカリーが好きだ、って悶々とモルが考えているところに、スカちゃんから電話がきます。
このスカちゃんがもうね、食べちゃいたいくらい可愛いいんですぅぅ！！
あ、いえ、スカちゃんを食べていいのはモルだけですね、失礼いたしましたm(__)mm(__)m
停電してしまった時に備えて、キャンドルは持っていかなくていいのかしらって訊くスカちゃんに、笑って、ちゃんとした家だから大丈夫って保証するモル。
でも、きみが持っていきたいのだったら持ってきてもいいし、向こうで買ってもいいし、キャンドルライトに照らされながらきみといっしょに座るのは全く構わないよ、な〜〜んて言ってみるモルでございました。
それから、「私はセーターと、スウェットと、ジーンズとウールのソックスとハイキングブーツとウインタージャケットを持っていくけど、あとは何を持っていけばいいかしら？」って訊く可愛いスカちゃん♪
それに対するモルのセクハラ発言は「あとはただきみの可愛いちいさなお尻だけでいいよ。」でございましたm(__)m。
もういちゃいちゃしております。自分たちだけは恋人同士じゃないと思っているモルスカでございます(~_~;)
電話を切った後の二人はもうね、例によって悶々、くどくど自分の気持ちと相手の気持ちについて考えちゃっております。
で、結局、ふたりそれぞれご自分のお部屋で相手を思い描きながら思いっきり「ひとりヤッホー」ということになってしまいます。
ここの描写もねぇぇ・・・(~_~;)、モルのひとり上手はもとより、スカちゃんのひとり上手も"Oh God, Mulder, please!"でひと段落するまでがこの上もなく詳細に記述されております。
・・・あのぉ、まだ出発もしてないのにこんなに長くなってしまったので、少し気合を入れますね。
翌朝、運転しながらモルの一人語りで明らかになったモルの所有物のことをご説明いたします。
えっと、これから行くGreenwichにある「ぼくんち」の他に、Vineyardのお家と、それからNew Hampshireにあるサマーコテージをモルはモルママから相続したそうでございます。で、コテージは売ってしまったそうですが、お家は売らずに持っているそうでございます。
他にもあります。Greenwichの近くのNorwalkにあるマリーナに全長８メートル以上あるクルーザーを持ってるそうでございますm(__)m。
で、オックスフォードに奨学金じゃなく行ったそうなので、ものすごいお金持ちってことですね。でも、モルはそんな風な自分の環境が恥ずかしくてスカちゃんには言えなかったそうです。
モルママもお嬢さんで実家はお金持ちだったけれど、モルパパが手にした莫大なお金っていうのは血塗られたお金だと思っていたからだそうです。
お家に近づいたスカちゃん、目を真ん丸くします。
まずですね、車寄せっていうのでしょうか・・・庶民の私にはちょっと説明が難しいのですけどね(^_^;)。車寄せのところには噴水がございまして、女の人が壷を肩に担いでる彫刻ってありますでしょ？そこから水が流れ落ちるような噴水がございます。今は水は出てはいないとモル様は説明してくださっておりますけど。
まわりの芝生はきれいに手入れをされております。
ポーチも巨大なギリシャ彫刻みたいな柱が立ってたりして、これまたお
っきなマホガニーでできてるフロントドアだそうで。
・・・そうですね、覚えておいでてしょうか？
これはまさに、お蝶夫人のお家ですね・・・。
お家の中にはね、もちろんシャンデリアは必須ですね。
それからどんなプロのシェフでも羨望の眼差しを送るであろうようなキッチンに、もちろん暖炉つきの豪華なリビング、ゲストルームは３つです。それから、ものすごくおっきなジャグジーつきのマスターバス（ってことは、他にもお風呂は何個もあるのでしょうけど(^_^;)）もございます。
お家に着いて、モルたちよりも少し年長のハウスキーパーの女性にジェラジェラしてしまったスカちゃんですが、そんなことはもちろんモルスカにとっては刺身のツマでございます。
もうね、このモルがいいんだ！ほんとに！！
スカちゃんがお風呂に入っている間にディナーを作ってくれてるモル。
ちょうどスカちゃんがお風呂から上がってタオルを頭に巻いてお化粧しようとした時に、お部屋に入ってきました。（あ、セーターとジーンズはもう着てますよ、スカちゃん^_^;）
モルは何も言わず近づいてきて、ちょっと笑みを浮かべながらスカちゃんの頭のタオルを取っちゃいます。で、指でスカちゃんの濡れた髪をゆっくり梳かしてあげるんです。
でね、柔らかい口調で「髪は乾かさないで欲しいんだ。ふわふわ揺れているのが好きだよ。・・・化粧もなしだ。」な〜〜んて言ったりします。
訊ねるようなスカちゃんの視線に答えて「僕らだけだよ、スカリー。そのままでいてくれ。なにかする必要なんてない。」だそうですぅぅぅ。
そんなモルに誘われるように「私、このほくろが嫌いなの。」ってスカちゃんが言うと、「僕は好きだよ。」って言うモルでございます。
もうここからは虫歯もないのに歯が痛み出すcooでございます。
どうしてこんなほくろなんて好きなの？って訊いちゃうスカちゃんへのモルの答えったら♪奥さん！たまりませんわ！！
「僕は好きだよ。だって、きみの顔の一部じゃないか、スカリー。それに僕はきみのbeautifulな顔が好きだ。一日中だって見ていられるよ。」
でもって、スカちゃんはここまできてもまだ言ってます。「やっぱりほくろはほくろだわ、モルダー。」
「ビューティマークって言うじゃないか。」
「それでも、そんな・・・」って言うスカちゃんの方に突然屈みこんだモルは、そのほくろに唇を押し当てて、離れていく前にそっとそのほくろにちゅってしちゃうんですぅぅぅ〜〜〜！
で、茫然自失のスカちゃんに
「きれいだよ。僕は好きだ。ディナーができたよ。下に降りておいで。」
と言い残して出て行ってしまいます。
このお話はこういう感じのモルなんですねぇ・・・愛の告白だってもう早々にしちゃったりするんですけどね、スカちゃんは受け入れる感じですが、タイトルの通り、なかなかI Love Youをストレートに返せないんです。でも、そんなスカちゃんを問い詰めるわけじゃなく、じっと待ってるモルがね、たいへんよろしゅうございます。
モルの言葉に顔を紅くしちゃうスカちゃん、というシーンが山ほどございますぅぅ。
あ、そうだ、モルがどんなにお金持ちかというのが分かるエピソードがまだございました。
翌日、街中へ出かけるんです。でね、「きみの欲しいものはなんでも買うよ。」なんて冗談めかして言うモルなんですけど、それは冗談ではございませんでした。
「あなたのサラリーが私のサラリーよりかなり多いとは思わないわ。あなたはその大半をアルマーニのスーツとシルクのワイシャツに使ってしまっているのは分かっているもの。あなたが見栄えの良いネクタイにお金をもう少しかけてくれたら、もうそれで私は天国ね。」な〜んて冗談で返すスカちゃんにモルは告白いたします。
「お金はあるんだ、スカリー。」
どういう意味なの？というスカちゃんにモルはちょっと言いにくそうに答えます。
「スカリー・・・僕は・・・えっと、充分持っているんだよ。僕はお金の為に働いているわけじゃないんだ。」
とのことでございます<(_ _)>。
でも、さすがスカちゃんは科学者です。どのくらいお金持ちなのか確認しております。
モルの答えはこうです。
「きみが欲しいものはなんでも買えるだけのお金はあるんだ。」
「例えば？」
「なんでもだ。服でも、宝石でも、車でも、どんなものでも。」
私だったら、じゃぁ、お言葉に甘えて、と言い出すかもしれませんが、そこはスカちゃんですのでね、そんな世俗的な行動に出ることはございません。
この後も、なかなかあと一歩を踏み出せないスカちゃんですが、最後にはもちろん勇気を振り絞ってモルの胸に飛び込むことになります♪
さっきのショッピングの時にモルに買ってもらった超せくすぃーーな下着を着てモルの腕の中に飛び込むスカちゃんでございます<(_ _)>。
このお話は最後までこの糖度で突き進んで参りますので、キシリトールは欠かせません。
ですが、もちろん最後の「あ」はとどめの一撃とでも言うほどの長さで、しかも、ドニさんですから濃さも超Ａクラス（？）、徹底しておりますので、もうお腹一杯、勘弁してくださいと泣いてお願いするしかないほどの読後感になるかと思われます。
おしまい。
☆ HISAYOの感想 ☆
cooさん、いつも楽しいご紹介をありがとうございますm(__)m
今回もモルのノーブルさを満喫させていただきながら爆笑もさせていただきました。
恋人同士ではまだないモルスカがそうなっていく過程って大好きなんですけど、今回はそこにモルのこれでもかっていうお金持ちぶりを堪能できるという更に美味しい展開を楽しめるわけなんですね♪
まずはモルが誘うその様子もいいじゃないですか？仕事にかこつけちゃっているあたり、フェチシズムを彷彿させますわ〜(*^O^*)
あのときは本当の事件に巻き込まれちゃいましたが、私としてはShipper魂を芽生えさせていただいたエピですので印象にふかいものなのでございます。
そして今回は試合ではなくて、マイハウスに誘っちゃっているんですね〜！！
はぁ・・そうですか。リンク先からフォトツアーなどを行ってみた私ですけどもそれはそれは高級リゾート地という雰囲気がバリバリ溢れているじゃないですか〜♪
でもモルのそのお誘いに即答しないスカちゃんなんですねぇ。モルはきっと行きたくないんだと思い、スカちゃんは友人以上の誘いだと思ってはだめと自分に言い聞かせている。
当の二人には分からないんでしょうけども、私たちにはそのすれ違った気持ちがよく分かっている。醍醐味ですわねぇ〜。恋人未満の二人ＦＩＣの美味しいところですよね(*^.^*)
しかーし！それだけでは終わらないのがドニさんなんですね
ちゃんと一人上手なシーンが個々に描かれているっていうのがさすがです(/_^;)/◇"←白旗
そして到着したモルの別宅。すごいですねぇ〜。どれほど豪華な家なのかって感じですよね。お蝶夫人の家というのも至極わかりやすいのですけども、アニメじゃなくてドラマ化するとなるとＥＲのカーター君のお家みたいな感じでしょうか？
あの家もすごいですよーーーー(>_<)半端じゃない感じです。
でもあれは本宅ですからね。それを別宅に持っているモルはどれほどなんでしょう〜(*^O^*)←あ、喜んじゃっている。お金持ち好きの私。
しかもぉ〜〜〜！そういうお金持ちモルがスカちゃんに対して甘く優しくソフトに迫っているわけですよね〜。それがなんかもう自然でねっっ！
ワタクシ、どんな映画のどんなシーンでもあまりメロメロってならないのはこの二人のこういうシーンを見ている（？）せいなんだろうと思います。
でもねー、それはそれで本望ですけどねぇ〜♪
そしてどれほどまでにお金持ちなのかっていうねっっ！そういう話しも重要です、重要！（私だけ？）
モルママがお嬢様だったっていうのはね、なんか分かりますよね。あの浮世離れした感じからしても(^^;
でもねー。モルパパもお金持ちだったんですねぇ〜。でもだからこそお嬢様のモルママをお嫁さんにもらっているのかもしれませんよね。
だけど何よりもモルがそう言った雰囲気を醸し出しておりますものねぇ〜。
スカちゃんがなかなかモルの元へと素直に飛び込めなかったのはきっとこの下着を持っていなかったからって事はないでしょうけども、恋人同士ではまだないのに“せくしぃらんじぇりぃ〜”を買えちゃうっていうのはどれほどの親密さなんだって話でね。
スカちゃんもそのまま素直にプレゼントされちゃっているあたり・・・まだモルの胸に飛びこめないっていうのはいくら何でも私だって聞いていられません。
背中をそっと押すのではなくて、スカちゃんの背中に体当たりしてモルへと押し出しちゃいたい私です(*￣m￣) ププッ
そしてその様子も詳細なんですねっっ！そして濃いんですねっっ！二人のじりじりした関係を見せつけられていたからには（それもそれで楽しめそうですけども）最後はとどめとばかりにどどーんと見せていただきたいっっ(*>▽<*）
そんな私たちの気持ちを十分におもんばかったラストで大満足ぅ〜〜〜♪となれそうですね。
cooさん、お金持ちモルが大好きな私はこれでご飯３０杯（食べ過ぎですか？）いけそうでございます。
ありがとうございました〜(*^O^*)//
