☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
”Closet Doors”はですね、Smutでございます。
おもしろいです。お上手です。ほんとにお上手で、おもしろいのですが、私の守備範囲から僅かに０．５ミリなんですが、外れております(~_~;)。
えっとですね、手短に申し上げると、
１．ビルの野望。
２．お酒の席では大事なことは決めるのはよそう。
３．覗きは犯罪です。
４．ビルの場合は、どんなたくらみも墓穴を掘る。
こんなところでしょうか・・・。
ビルの昔からの男友達語りでございます。
でね、スカちゃんを小さいときから知っているんです。でぇ、相手にされるはずもないのに、こいつったらスカちゃんに気があったわけです。
大人になってから久しぶりでスカちゃんに再会したこいつ。一応、ガールフレンドもいたりするのですけどね。やっぱりスカちゃんの美しさにノックアウトでございます。
で、仕事かなにかでD.C.に住むことになったこいつ（申し訳ありません、興味がないので、こいつのことは詳しく覚えておりません。）。ビルとの電話でスカちゃんがＦＢＩで捜査官をしてるって聞いたこいつはなんとずうずうしくもスカちゃんに電話をしてランチをいっしょにという約束をしてしまいます。ま、スカちゃんも幼馴染に久しぶりに会うってことで快く引き受けてくれたみたいですけど。
スカちゃんと楽しくランチをしていたこいつでございますが・・・
・・・そーですぅーーー、お分かりですね！！
お約束ですね♪
そこへモルがやって来ちゃいます！！（やっほーーー！！←喜びすぎ）
ちょっと訳しちゃいますねーー。
彼女の潤んだような瞳と、彼女の口元に小さく笑みが浮かんんだ様子に僕は陶然と魅入られて、文章の途中で言葉を止めた。彼女の顔にどうしてそんな表情が浮かんだのか確かめようと振り向いた時にはもう、”彼”がこのテーブルへとやってきてしまっていた。
「Hey Scully」そう言いながら彼はさりげなく彼女の隣の席に入り込んでしまった。あたかも彼はいつものようにこうやってデートの邪魔をしてるとでもいうかのようだった。
あぁ、オーケー、いや、これはデートじゃないさ、だが、彼女にはもう長いことあっていなくて、再び出会った彼女に対する自分の気持ちを僕は再確認したんだ。彼女への気持ちは表面からは隠れていたが、外へ出て行こうとしているところだった。僕は彼女との一対一の時間が失われたことにがっかりしたし、だから、不愉快な気分にもなった。笑おうともしたし、腹を立てないようにもしたが、その努力はふたつとも報われなかった。
僕が何か言おうとしたちょうどその時、彼が何気なくブースの背もたれに（しかも、彼女の方へだ・・・彼がその瞬間”何を”しようとしているのか僕が分からないなんて思わないでくれ）、手を伸ばしたんだ。
ＯＫ。彼は彼女が自分のものだと誇示してるわけだ。
僕が彼が何をしようとしているのか分かっているということは、彼も分かっていた。ダナがこの男同士の無言の会話に気がついていたかどうか分からない。だが、もし気付いていたとしても、彼女は表に出しはしなかった。
彼のそのしぐさで彼が着ていたトレンチコートの前が僅かにはだけた。
その時に彼のガンとホルスターが目に入ってきた。
僕は口を閉じた。ガンを持っていて、しかも仕事に使っている人間に喧嘩をしかけるなんて誰も考えないだろう。
その上、そんな彼が自分のものだと思っているだろう女性は、この”喧嘩を始める”カテゴリーのナンバーワンだろう。彼女が現実に彼のものかそうでないかはこのさい問題ではない。僕は大変なことに巻き込まれるつもりはない。
このふたりについて最初に気付いたのは、ふたりがラストネームで呼び合っていることだった。確かに、これはふたりのプロフェッショナリズム”だろう”と言えるし、距離がある”だろう”と言える。だが、ふたりのその呼び方は全く違うものを表していた━━親密さだった。
二つ目に気付いたのは、ふたりはまるで他の人間がいないかのように見詰め合っているということで、それに、”僕の知る限り”ふつうのプラトニックな友人同士がするよりずっとよけいに触れ合っている。
それから、彼は彼女のランチを半分平らげて、しかも、彼女は彼が食べるままにさせていた。彼に向けた彼女の視線は頭にきているのが半分、しかたがないというのが半分だった。けれども、一度として、彼に向こうへ行けとも、邪魔だとも言わなかった。
ふたりが立ち去ったとき、ふたりは一緒に行ってしまった。彼女が彼にあの場所へ来て欲しいと頼んだのか、それとも彼が後をつけてきたのか、それともとんだ偶然なのか、今日の今日まで僕には見当もつかない。
多分、一生分からないだろう。
な〜んて感じでございます。Sashaさんが訳してくださった”Silhouettes”を彷彿とさせるようなシーンでしょう♪
で、そんな話をこいつはビルとの電話でしちゃうんです。ビルが怒ったのなんのって！！（笑）
で、こいつはビルからはスカちゃんのパートナーっていうのがどんなに酷い男なのかってことを延々と説明されてるわけです。そのうちに、こいつはスカちゃんをその悪魔のようなパートナーから自分が救い出してやらなければならない、などというとんでもない妄想を抱えてしまうわけでございます。
でぇ、ビルとふたりで飲んでたときに、ビルから悪事を持ちかけられます。
ビルは出張で今夜帰ってくるスカちゃんの為に、スカママが作ったお料理をスカちゃん家の冷蔵庫に入れておいて欲しいってスカママにスカちゃんの家の鍵を渡されて頼まれてました。
それをこいつに持って行かせようというビルの魂胆でございます。それだけではございません。女性が好きなお花とかキャンドルとかワインも持っていって、スカちゃんが帰ってくる前に部屋を飾り付けておけってことです。
あのですねぇ、学校のお楽しみ会じゃないんですから、そんなの無理でしょう、っていうのはビルとこいつ以外の人は誰でも分かりますよね。
っていうか、こんなことしか思いつかないビルって、ぜーったいに女性にもてたことないんだなって分かっちゃいますけどぉ(~_~;)。
こいつも後から反省して、あの時は酔ってたからあんな馬鹿げた提案に自分はのってしまったんだって言ってますけど、後の祭りでございます。
酔った勢いでスカちゃんちに足を踏み入れたこいつなんですが、とんだことがその身に起こります。
さてどうしようかって考えてた時に、スカちゃん、帰ってきちゃうんすねーー。
声から判断すると、酔っ払っちゃってます。しかも、モルの声もーー！！
焦ったこいつは馬鹿なことにスカちゃんのベッドルームへ飛び込んで、クローゼットの中に隠れちゃったんです。
で、ここからが、私の守備範囲から０．５ミリほど外れてしまうシーンなのですけどね^_^;
こいつがモルスカの活動をぜーんぶ目撃しちゃうんですーーー(T_T)
しかもその様子がひじょーに詳細に描かれております。
ベッドルームへ入ってきたモルスカ。酔っ払いスカちゃんと、たじたじのモルでございます。
もうね、スカちゃんが可愛いんですぅぅ♪
酔ってるから素直なんですね〜〜〜。
スカちゃんがパジャマに着替えている間、渾身の力を込めてトイレに行っちゃうモル。
でもスカちゃんのところに戻ってくると、スカちゃんはパジャマも着ずにベッドへ横たわってモルを待ってました。もうね、そのモルの驚愕した顔に、クローゼットの隙間から見ていたこいつは、ふつうの状況だったら大爆笑しているところだったそうです。
これからふたりの会話が展開されるのですけど、どうやら、ふたりはそういう関係じゃなかったみたいなんです。
で、お酒の力を借りてモルを誘おうって決心していたスカちゃん。それに対して、ふたりの初めてはパーフェクトな状況でスカちゃんが翌朝目覚めて後悔することのないような時がいい、って一生懸命説得しようとしているモルでございます^_^;。
「気持ちが変わってしまったの？」って泣きそうなスカちゃんに、急いで近づいて隣に跪いて説明するモル。
「いや、そんなんじゃないんだ、スカリー。きみのせいで僕はどうにかなりそうなんだよ。きみが欲しいよ・・・他のどんな人間より僕はきみが欲しい。前に言っただろう、きみを愛してるって・・・本気だよ。愛してるよ、スカリー。」目を瞑って溜息をつくモル。「僕は何を言っているんだ？きみは朝になったらこんなこと覚えてもいないんだろう。」
な〜んて言って手で顔を覆っちゃうモルでございます（か・わ・い・そーー（笑））
でも、そんなモルに、全部覚えているわ。私もこれを望んでいるのって言うスカちゃんでございます。
で、しかも行動も伴っちゃってます。モルの手を自分の胸に持っていって触らせちゃいます。
モルにとってこれ以上過酷な我慢大会はないと思われます。
でもね、超人的な力で「僕はもう帰ったほうがいい」ってそれでも言うんですよねーー、モルは！！
スカちゃんは自分で自分の胸を触ったりします。で、泣きながら"Please. Don't do this to me. I want you..."
なんて懇願しちゃいます。
とうとう折れたモル。
ですが、こいつの予想に反して、モルは一気にスカちゃんに飛びついたりしません。
服も脱がずにベッドの脇に跪いて、スカちゃんにお口と指で奉仕するモルでございましたm(__)mm(__)mm(__)m←平伏
しかも！聖人モルは、上り詰めたスカちゃんがアルコールの効果も相まって、意識を失っちゃったら、そのまま部屋を出て行こうといたします。
でも、目が覚めたスカちゃんに「行かないで。」って言われちゃいます。
ま、結局、ふたりは大変活発に最後までいくところまでいらっしゃいます。
クローゼットの中のこいつはすべてを目撃しながら、モルの超人的な意志の力に感服しつつ、スヌーピー柄のモルパンツに衝撃を受け、ボブの大きさに度肝を抜かれてました。（だってね、「馬がネコとセックスをしないという理由が良く分かった」なんて思っているんですけどぉぉ(~_~;)
まあ、それだけ、モルとスカちゃんの体格が違うってことですよね、ね？・・・フォローになってませんか、私？）
ふたりが眠りについてからようやっと抜け出せたこいつ。目の前で見たモルのテクを頭に叩き込んで、ガールフレンドのYolandaといままでにない充実した活動を行ったそうでございます。
翌日のビルとの電話では、世界の平和のために、モルとスカちゃんの活動のことは黙っていたこいつでございました。
おしまい。
すみませーーん。０．５ミリ外れているにもかかわらず、長くなってしまいましたm(__)m。
☆ HISAYOの感想 ☆
面白いお話ながらもcooさんの守備範囲から僅かにはずれる・・・
うーん・・そうなると好みがばっちり同じ私も僅かにはずれるのかな〜？なんて思いながら読み進めさせていただきました〜。
それにしてもこうして全部ご紹介を読ませていただいた今、cooさんが先に挙げていただいた要約の柱４つがどれほどまでに的確にまとめ上げられたものかということがよーくわかります〜。
だらだら必要以上の事を書き連ねてしまう癖のある私（まとめる能力に著しく欠けるともいふ）にとってみると、このcooさんの文章力には本当に感服いたしますー！
さて・・・ビル。病院の廊下であんなことをモルに言い放ったビルはなぜに奥さんがあんなにかわいいかというのが私の中ではかなり謎の部分ではございます。
それにしてもビルにも友達がいるわけですね。
ま、たいした男じゃないんだろうと思っちゃうのですけど、スカちゃんに恋心を募らせちゃう当たりは当然といえども趣味が良いとは一応言ってやろうかと思います（あくまでも高飛車）
なぜにそんなにこの男に私が優しいかと言えば（全然優しくないですか？）ランチでモルに邪魔されて思い切り見せつけられてあっちいけシッシッってやられたからだったりします。
こういうね。あからさまなモル嫉妬が大好物な私はこういう風な状況を作り出すに至った原因の一端を担った人には優しくできるのです〜♪（優しくないですか？）
モルの「僕のスカリー」主張方法はたくさんあるみたいですけども、スカちゃんのランチを平気で半分当然のように食べちゃうっていうのが私の中では今回のベスト１になりました(*^O^*)
スカちゃんもされるがままっていうのがいいじゃないですか〜。
いつもそうしているんでしょう〜って感じで。
それにしてもこの男はやっぱりビルの友達なのでその場から離れてしまうと耳元で聞こえてくるビルの言葉を信じちゃうわけですね〜。
ま、男はいい男を好きじゃないですからね。
女性は目の前にどうにも適わないいい女が出てきたら素直に敗北を認めるところがあると思うのですけど、男はことビジュアル部門での敗北には気がつかないんだなぁ〜と思います。
この男もそれに洩れることはなく・・・
どうしようもないですねぇ〜┐( -"-)┌
スカちゃんをモルから救出する？
二人は二人でいるからこその二人なのにねぇ・・ま、凡人にはこの辺が分からないところだったりするのでしょう。
とっとと冴えないガールフレンドの所にでも戻ればいいのに・・（え？冴えないなんて誰も言っていないですか？）
それにしてもこの男。Shipperの私たちからみたらかなり美味しいコトをしておりますよね。
私たちだってどれほどまでにそんなモルとスカちゃんの様子をみたいと切望しているのか分からないのに。
映画２は１８禁でお願いしたいと七夕様の時には短冊に書いたりしているほどなのにっっ(>_<)
流れ星を見つけたら１８禁、１８禁、１８禁って３回唱えているほどなのにっっ(>o<)
ところでどうしてモルとスカちゃんは一緒に飲みに行く展開になったのでしょう？
なんでしょう？
モルが誘ったんでしょうか？それともスカちゃん？？
じゃなくていつも週末は二人は飲みに行く関係？
そしていつも一触即発なんだけどスカちゃんが思いきって勇気を振り絞った記念日となる日が今日だったんでしょうか〜ヾ(>▽<)ゞ ♪
しかしモル・・・我慢しておりますねー！スカちゃんが酔っている時につけ込みたくないっていう気持ちがあるのでしょうけど、ほんと、cooさんのおっしゃるとおり超人的であり聖人的でもあるほどの忍耐力です。
でもそんなモルもスカちゃんの懇願には屈せざる負えないわけで〜(*^m^*) ムフッ
逆に言えばここでそのままモルが帰ってしまったらスカちゃんがめちゃめちゃ惨めな思いをするようですものねっっ！
モル、時には強引にでちゃいなさーーーい♪と言おうと思ったら、そこからは獣的なご活躍♪
私もクローゼットの中の男と（名前既に失念）共にスヌーピー柄のモルパンツには驚きを禁じ得ませんでしたけども(笑)それでもその先に夢中になってしまいましたわ〜(*^O^*)
しかしこの男、テクモルを参照して自分の冴えない彼女に生かしたっていうあたりが如才ないって言えば如才ないですけども(^^;
ま、所詮スカちゃんとうまくいけば・・なんていう儚い夢に破れたのでちょっとした特典が付いてきたって感じでしょうか？
ビルに言いつけなかったあたりもその特典をもらえた要素のひとつかもしれません〜。
cooさん、楽しいお話ありがとうございました(^^)
確かにモルスカの最もプライベートな所を見られちゃうのはあれですけども、それ以上に私たちはモルスカを見ておりますので(笑)
思いきり楽しめそうなお話でした〜♪
