☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
カウチくんの続編もご紹介いたしますー。
”Underneath and Penis”というそのまんまのタイトルでございます。一言で申し上げると、”モルとカウチ
くんの邂逅”でございましょうか・・・。爆笑度から言うと、前のお話の方が高いかもしれませんが・・・
このお話はアンナチュラルから後、Amor FatiやMillenniumの後に起こった出来事のようです。
でねぇ、最近のカウチくんはなんだかちょっと寂しそうですぅ。モルは頭に包帯をして帰ってきた時から、カ
ウチくんの上ではなくて、ベッドで寝るようになっちゃったんだそうです。
さらに、カウチくんが言うところの『教育的なビデオ』やテレビの番組もベッドルームで見るようになってし
まって、カウチくんは音だけを漏れ聞くしかないようなんです。でも、やっぱり、聴覚からだけではなく、視
覚からも見ないと満足できないそうです。
モルが現れました。
「ヘイ、モルダー、ようやくいらっしゃいましたね。何か一緒に見ませんか？あなたの魚を見るのは飽きまし
た。ついでに申し上げておきますが、一匹死んじゃってますよ。しかも、それを他の魚がつついてます。ぐぇ
っ、モルダー、あなたはいつ魚に餌をやりましたか？」
モルの魚のことまで気を配るカウチくん・・・でも、モルダーにはどうせ聞こえません、といじけるカウチく
ん。
なにかの拍子にモルの独り言とカウチくんの会話が噛みあっちゃたりすると、
「僕が聞こえるのですね！ああ、ハッピーデイです！モルダー、テレビをつけてください！」
なんて言っちゃってます、もう涙が出るほど健気でしょう？
で、ベッドルームから出てきたモル、ちゃんとした服を着ちゃってます。しかも、冷蔵庫からシャン
パンを出してひとり悦に入ってます。
そこへ訪ねてくるスカちゃん。
「ああ、そうです、またです。顔をすり合わせてます。あの、モルダー、もうそれはやめて、テレビをつけま
せんか？いえ、本当に・・・」とカウチくん。
ところがですね、カウチに座ったスカちゃん、どうもおかんむりのようです。
「モルダー、こっちへ来て！」って言いながら、カウチくんをバシッって叩いちゃってます。
「公衆の面前でキスなんてして。」とスカちゃん。
「誰もいなかったじゃないか。それにニューイヤーのちょっとした無邪気なキスだよ。」
そーです。ミレニアムですね。
でもねぇ、スカちゃん、怒ってたはずなのに、カウチくんの上でまたキス合戦のふたりでございます。
カウチ君、これは何かの罰なのかとまで言ってます。
ここ暫く有益でまともな会話を聞いてないのに、『んんん・・・』で、『んんんんん』だけなんて・・・、い
っそあの御馬鹿な何も聞こえず、何も見えなかった家具にもどりたいとまで思いつめちゃってます。
それから、ふたりが僕の上で”make love”(”loveを作る”、つまり、”愛し合う”、いえ、率直に言えば、
”セックスする”って意味ですね）するたびに僕の繊細な皮膚が破れていきそうです、と愚痴まで出ちゃいま
した。
でね、loveって何？って思ってるんです、カウチくん。
「オーケー、スカリーとモルダーはいっつもそれを作っています。この言葉の背景にはどんな意味があるので
しょう？」
・・・思想家です、カウチくん。
ちょうどこの時、スカちゃんがモルに質問します。「これはなに？」
もうカウチくん、狂喜乱舞です。「そうです、スカリー！その質問を待ってました！"Love"とはなんですか？」
「”何”ってなにが？」とモル？
カウチ君、モルに猛抗議でございます。「だめです！そこで彼女にキスをしないでください、キスをや
めてください、モルダー。彼女には言いたいことがあるのです！」
「シャンパンよ・・・」
カウチ君、スカちゃんにも涙の（？）抗議です。
「違います！スカリー！シャンパンのことではありません。僕はそれがなんなのか知っています。それはその
醜いソファテーブルの上にある緑の物質です。」
（・・・あ、言い忘れておりましたが、カウチ君、自分の前にあるソファテーブルが嫌いです。）
「ああ、あれは・・・」と、会話を続けるモル（当たり前）。
「そうよ、教えて。」
ここでカウチくん、スカちゃんの知性に疑問を投げかけちゃってます。彼女はもっと優秀だと思っていたのに、
シャンパンも知らないのでしょうか？ってことですね。
（ここからは、カウチ君派のさすがの私でも（って、いつから？、というより、あとは何派があるのか？）、
ちょーっと邪魔だわと思ってしまったのですけど、）モルが答えます。
「僕らのためだよ、ニューイヤーのため、それから、Loveに。永・・遠にってこと。」
また、カウチくん、Loveって何？って言ってます・・・。
「永遠に？」
「永遠さ。」
ここでモルがシャンパンの栓を抜いたみたいなんですけどぉぉ、カウチくん、また受難でございます。しかも、
またもや、なんか誤解が生じているようです。
「あの、何が起こったというのでしょう？このシャンパンとかいうものは僕が考えていたものとは違うのでし
ょうか？誰か僕にクリネックスを持ってきてください！！！モルダーはあのいまいましいゴージャスをもうひ
とつ持っていたのです。今度はポータブルです！やめてくださいぃぃぃ！」
・・・さあ、HISAYOさん、笑っていないでカウチくんにクリネックスを持って行ってあげてください。もうカ
ウチ君があまりに可哀想で私は泣いちゃってますぅ・・・・・・ああ、お腹痛い・・・
カウチくんの大誤解はまだまだ続きます〜。
「今、彼らはシャンパンの中に入っているものを飲んでいます。以前、スカリーがそれを飲んでいるのを僕は
見たことがあります。でも、モルダーはこんなことをしたことはありませんでした。それに、以前は、グラス
なんて使用していませんでした。スカリーはいつもモルダーのゴージャスから直接飲んでいました。んー・・・
」
またもや、私の意味の分からない部分が出てきてしまっているのですけど、HISAYOさんはど〜して笑っている
のでしょう？？？？？（なんだか私までカウチ君みたいになってしまいました・・・）
それから、ふたりの見詰め合う視線に段々嫌な予感がしてくるカウチくん。
「この視線の意味するのはただひとつ、彼らはこれから”make love”をするつもりです。更なるべたべたの
白いものが・・・」
そんなカウチくんをよそに、いちゃいちゃと”I love you”を言い合う二人なんですが、ここでモルに異変が
起こります。
ちょっとここからは３人（人？）の会話が入り乱れちゃうのでせりふの前に「モル」、「スカ」、「カウチ」
と入れてみます。
モル：きみ、今の聞こえた？
カウチ：なんですか？
スカ：なに？
モル：誰か何か言ったかな？
カウチ：モルダー？
スカ：モルダー？
カウチ：僕の言うことが聞こえるのですか？
スカ：なんなの、モルダー？
モル：しー。
カウチ：あなたには聞こえるのですね、そうでしょう、モルダー？
モル：ここに誰かいるよ、スカリー。
カウチ：僕です！モルダーーー！！僕が聞こえるのですね？？
スカ：私には何も聞こえないわ。
カウチ：僕がほんとうに聞こえるのですね？
モル：Yes
スカ：Yesって何のことよ、モルダー？
自分がカウチであることをモルに説明するカウチくんと、それに相槌をうつモル。
一方、スカちゃんはモルに熱があるんじゃないかと疑い始めます。
モルも一応、僕にはカウチの考えていることが読めるんだって説明するのですけどね・・・。
案の定、精神科医のところに連れて行ってあげるって言われちゃいます。
でね、懸案の”love”って何っていう質問をモルにするカウチくん。
モルってねぇぇ、やっぱりふつーじゃないですねぇぇ・・・なんか嬉しそうに普通に教えてあげちゃうんです
ぅ。それも、実践しながら。
本当に人を愛するようになると、こんな風に触れたくなるんだって言いながらどんどん模範演技に入ってい
きます。
こんな風にキスして、こんな風にハグして、"make love"したくなるんだって説明していきます。
カウチくんに"make love"するときはいつもスカリーを僕に押し付けるのですね、と訊かれいや、それは必ず
しも必要じゃないって言って、スカちゃんを座っている自分のお膝の上にのっけちゃうモル。
一方、スカちゃんにはシャンパンと飲んでる薬のせいだって誤魔化すモル。
ところがですね、「続けてください、あなたのゴージャスをお使いください」ってカウチくんに言われて、思
わず、「僕のなんだって？」と大声を上げちゃうモルだったりいたします。
絶対にあなたを病院へ今すぐ連れていく、っていうスカちゃんに、ただのジョークなのに、きみはユーモアの
センスがないな、ってさらに誤魔化すモル。
で、さすがテクモル、スカちゃんに気味悪がられながらもスカちゃんはその気になってしまいます。ベッドル
ームへ行こうというモルをよそに、スカちゃんは、約束したでしょう、カウチの上で、今すぐ！だそうです。
その後も、カウチ君の質問タイムは続きます。
カウチ：ところで、あの白いねばねばしたものはなんですか？
モル：精液。
スカ：なに？
モル：いや・・・
スカ：モルダー？
モル：きみが欲しいよ、スカリー（と誤魔化すモル）
カウチ：そうですか、あの白いねばねばしたものは”精液”ですね。興味深い言葉です。”精液”ですね。
モル：んんん（申し忘れましたが、カウチくんとの取り決めで、カウチくんの質問に、モルは”イエス”・”
ノー”を”んんん”と”あぁぁ”で表すことにしてます。）
カウチ：で、今あなたは何をしているのですか？これからあなたの足の間のものを使うつもりですか？
さすがのモルもここでギブアップ気味でございます。
モル：スカリー、ベッドルームの方がここよりずっと居心地がいいよ。
スカ：いやよ、モルダー、ここであなたが欲しいの。
カウチ：モルダー、言うとおりにした方がいいですよ、彼女はあまり機嫌がよさそうには聞こえません。どう
ぞ続けてください。キスでも、make loveでも、液体を噴出させてもかまいません・・・（ため息）・・・
モル：んんん
ところがね、なんか、ボブ、いつもより大きさ的にだめです。カウチくんにも指摘されちゃってます。
ゴージャスがいつもと違いますって・・・
そんなこと言われたモル、またスカちゃんにベッドルームへ行こうと提案するのですけどねぇ、断られちゃい
ます。
そんな中、カウチくんにあなたのゴージャスはどうしたら大きくなるのですか？とまたもや突っ込まれたモル。
ペニスだ、ってようやく訂正します。
でも、スカちゃんにもそのモルの言葉はもちろん聞こえてます。
スカ：あなたのペニスはどうしたの、モルダー？
モル：いや・・・
スカ：精神的な問題なのかしら、モルダー？あなたの担当の先生に電話するわ。
モル：いや、僕はただ・・・
スカ：なんなの、モルダー？
モル：触ってくれ、スカリー。
カウチ：モルダー、それはゴージャスですか？
モル：これは”ペニス”だ。
スカ：モルダー、何を言っているの？私は医者よ、これがペニスだということぐらい”私は”分かってます。
まあ、ここからは、スカちゃんのおかげでさらにbig,bigger,biggestになったボブを鑑賞しつつ勉強を続ける
カウチ君。
スカちゃんのクロゼットがヴァギナだということもモルに教えてもらってました。一方でモルはスカちゃんに、
きみのヴァギナに入れたいんだ、っていそいで誤魔化してましたけどね(^^;
でも、最後、とうとう業を煮やしたモルは、スカちゃんとさらに勉強したいカウチくんの制止を振り切って、
ベッドルームへスカちゃんを連れていっちゃいました・・・。
で、一回目の「yes baby」の後、モルがカウチくんの為にテレビをつけに来てくれました。優しいでしょう、
モル・・・。
ところが、そこでオンエアされていたのは、The Simpsonsです。それを見て、この番組の中のあのカウチじゃ
なくてよかったとほっと胸を撫で下ろすカウチくん。モルダーとスカリーにたくさん子どもができて、ペット
まで飼って、その全員が一度に僕の上に座るなんて！と想像しただけでおののいています。
そして、１週間後、もうカウチ君の声が聞こえなくなったモルなんですけど、それでもカウチくんに話しかけ
ます。
「もうきみの言葉は僕には聞こえないんだよ、親愛なるカウチくん、だけど、僕にはひとつだけきみに言って
おきたいことがあるんだ。」
なんですか？モルダー？なにかおっしゃりたいことがあるのですね？
「僕はきみを絶対に手放したりしないよ。」
絶対にですか？
「きみはいつも僕といっしょだ。」
そうなのですね？
「それと・・・」
なんでしょう？なんですか？おっしゃってください！そして、ぼくのこの繊細な肌をそのまま撫ぜていてくだ
さい、お願いいたします。
「・・・約束するよ、そのあとには、きみを必ず拭くって。」
モルダー。あの、ですね、まさか、あなたは・・・いえ、違います、そんなことをお考えになっているはずは
ございませんでしょう・・・
だめですぅぅぅぅ、あなたは・・・あなたは・・・
・・・あの白いねばねばを噴出するつもりなのですねぇぇぇ・・・・・
「んんん」
って、ところで終わりです。・・・ほんとに長くなってしまいました・・・申し訳ございません<(_ _)>
モルファミのモルとスカちゃんのおうちにもこの健気なカウチくんがいることを祈りつつここで終わらせてい
ただきたいと思います。
☆ HISAYOの感想 ☆
cooさんにカウチくんの続きがあるというお話をお聞きしてからo(^o^)o ワクワクでお待ちしていた続き♪
相も変わらぬ抱腹絶倒なレポートをありがとうございます〜(*^O^*)
それにしてもモル、ベッドで眠るようになったんですか〜。
なんかそれはそれで分かるような気がします。スカちゃんカウチで眠るタイプじゃないですしね。
そうなるとモルもベッドで眠ることも必然的なことになって来ちゃうわけで(^^)
でも確かにそれはカウチくんにしてみればつまらないでしょう〜。
特にああいう「教育的なビデオ」は聴覚だけでは事足りないと思うに違いありません。
っていうか聴覚だけだったらない方がまし！っておもっちゃうかもー(>_<)
それにしてもスカちゃん、怒っている振りして実のところはさっぱり怒っていなかったりするわけですね〜。
カウチくんは知らないでしょうけども、あのミレニアムキスのスカちゃんが怒っているわけはないので、当然の展開なんですよね。（カウチ君の上で熱いキス）
そこからはもう一気にゴーゴーなモルとスカちゃん♪
でもカウチ君は「愛」について学びたいわけなんですねぇ〜。その気持ちは分からないでもないんですけど私たちとしてはそれは後でしっかり学んで頂いてとりあえずその先を！と思ってしまうわけです。
でもカウチくんは何度となく、自分の皮膚がすり切れてしまうほど体験しているみたいなのでもうごちそーさまっていう状態なのでしょうか〜（笑）
でも何よりもそんなカウチ君に「思想家」と言うcooさんのセンスにまたも脱帽です(*￣m￣) ﾌﾟﾌﾟｯ
そしてこの続編のメインイベント（？）
モルは突然カウチ君の言葉が分かるようになるわけですね〜(*^O^*)
カウチくんとモルが会話できればいろいろと楽しいだろうなぁ〜と思っていただけに大満足な展開でございます！
いやぁ〜（笑）シャンパンとモルのゴージャスを取り違えてしまっているカウチくん。シャンパンをポータブルって言い出したあたりでもう私はおなかがよじれるかって感じだったのですけども、
その勘違いによってモルとスカちゃんの愛に溢れた営みの一部が詳細に語られちゃうのもどうなの〜〜(*￣m￣) ププっ
確かにスカちゃんドクターなので、体にいいものか悪い物かは見極めていらっしゃるんだろうとは思いますが(^^;
でもそんなドクタースカちゃんにモルはおかしくなったのでは？と更に疑いをかけられたわけですね。
確かにごまかそうとしてもそうしきれないものがあるのはしょうがないですね。
いきなりモルが会話に関係ない、しかもあの手の単語をぽろぽろと口にだしはじめたらいくらモルに免疫が付いているスカちゃんでもおかしいと思うのは当然で・・・
それにモルだっておちおち燃え上がれないですよね。カウチくんにそんなに質問攻めにされてはねー(^^;;;
あ、だけどモルは愛については実践も交えてとくとくと教えてあげちゃったりした訳なのでね。カウチくんがどんどん次、次ともっともっとと言葉の意味を修得したがったのも無理はないのかもしれません。
それにしてもスカちゃん。今回は頑なにベッドよりもカウチがいいんですね(^m^ )クスッ
なんでしょう？ベッドは飽きちゃったのでしょうか〜（笑）
でもカウチでその気のスカちゃんに対してモルはカウチくんがいるからこそなのかボブくんがいつもの威力を発揮しない訳なんですねーーー！
私はこの辺でも大爆笑に巻き込まれました。だってカウチくんにそれを指摘されているってー（笑）
でもスカちゃんのおかげでbiggestになれたってーーーーーo((*^▽^*))o ゲラゲラゲラ
だけどその先はモルもさすがにプライベートの重要さを駆使したって事でベッドへ行っちゃってね。
カウチくんと一緒に私もがっかり。
でもそのラストがなんとなく粋ですね！
カウチくんの声は聞こえなくなったモルだけど、絶対に手放さないって言う当たりなんてねぇ〜。なんかしみじみしちゃいませんか？
モルのあのお部屋にあるあのカウチは絶対不可欠のものって気がしますもの。
あのカウチがないとなったらもうモルの部屋じゃないって感じすらしています。
ですのでね。私もcooさん同様、モルファミのあのお家にもモルの書斎とかにいつまでもあって欲しいなとおもうカウチくんです。
そしてモルは相変わらずカウチくんを溺愛し、たまにスカちゃんもおじゃましちゃう時もあるのだろうなぁ〜と思うわけでございます(*^O^*)
cooさん！詳細なレポートをありがとうございました〜♪
