☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
モルのカウチくん、ある日突然杖を持ったちっちゃいデーモンが出てきて、おまえを知性を持った家具にしてやるって言われたらしいです。
でね、すんごい勉強家なんです、このカウチくん。最初は言葉とか分からなかったのですけどぉ、モルの一人言とかモルといっしょに見ているTVからどんどん言葉を習得していくわけです。
でもね、まだまだいろいろ分からない言葉もあってぇー。例えば、目下の最大の懸案はモルの足の間にぶらさがってるものの名前なんだそうですぅ。いつの日かモルの見ている番組の中で誰かが言ってくれないかなーと心待ちにしてます。で、それでもなければ、彼のパートナーのスカリーという人が言ってくれないかなーーー、って思ってます。
スカリーはほんとうに頻繁にやってくるのできっといつか彼女が言ってくれるに違いない、言ってくれと祈っちゃってますー。
それから、カウチ君の悩みというか、不思議だと思っていることがもうひとつあります。
モルの行動なんですけどぉ・・・、カウチくんが言うには、僕の上に横になってこのごろ彼は何度も変なことをするんだ、そうです。でもだんだん慣れてきたらしいですけどね。
あのぉ、その彼がへんてこなことをしてるときのその腰の動きがどうにも・・・ってことらしいのです。正確にはその行動のことをなんと言うのかしらないカウチくんは一応、モルが彼に腰をぐいぐい押し付けることを『Mulder Hip』って名づけてます。
モルは『Mulder Hip』をする直前にはいつもうめき声を上げて、それからその後、「スカリィィィー！」って叫ぶんだそうです。もし、カウチくんに耳と人差し指があったらその指で自分の耳をふさいでいるくらいおっきな声だそうですぅぅ。
『Mulder Hip』も不思議だけど、このこともカウチくんには不思議でたまりません。
「どうして彼は彼女の名前を叫ぶのでしょうか？彼女には彼の声なんて聞こえないでしょう？」
って、ことだそうです・・・・・ぷぷぷぷぷ。
えっと、それでですね、『Mulder Hip』の後、モルはクリネックスで自分の鼻をふいてそれから・・・「それ」を拭くそうですぅ。でも、カウチくんには「それ」の正式名称が分からないのでぇ、一応『the Mulder Stump』と名づけているそうです。あのぉ、スタンプっていろいろ意味があるのですけどね↓。
切株; （折れた歯の）根, 切断した手・足の断端; （鉛筆などの）使い残り, （タバコの）吸いさし
カウチくんは『モルダーの切り株』というつもりらしいですぅ（苦笑）。
へんてこなものだなぁ、って思ってます・・・。
でぇ、カウチくんが意思を持つようになってからモルはカウチくんの掃除をしてくれたことはないけど、その『Mulder Hip』の後、『切り株』くんから液体を出して、それがカウチくんにかかったときは拭いてくれるそうですぅ。でも、このことについても「へんだなぁ」ってカウチくんは思ってますけどね・・・。
勉強家のカウチくん、自分が知らない言葉があるのは嫌なんだそうです。
だから早く正式な名称を知りたいそーですー。
で、『Mulder Hip』の後、ようやくモルが立って行ってくれました。それから、モルはスカちゃんに電話をしてます。
ところがねーーー、カウチくん、勉強家なんですけどぉ、ちょーっと間違って覚えてる言葉があるようなんですぅ。
「スカリー？くそ！いないのか・・・ああ・・」と電話に向かって話すモルを見てカウチくん、
「オーケー、今、彼はパートナーにテレフォン・セックスをしています。
僕は一昨日これがテレフォン・セックスというものだと習いました。テレビの中で女性が少なくとも７回ほど言っていました。あれはコマーシャルでのことです。コマーシャルっていうものが何なのかも僕は知ってますよ。僕はなんて上達がはやいのだろう。」
なんか、カウチくん、一人で悦に入ってます。ま、実害はないのでいいですけどね・・・。
で、モルはそんなカウチくんをよそに、留守電にメッセージを残してます。
"This is an urgent message...from... Fox Mantle, come down to the 5thStreet ball park. I've got a birthday present for you, a verylate...er...or a very early one."
そーですー。『フォックス・マントル』で、『野球場で会おう』ってことは、あのアンナチュラルですね！
でも、カウチくんは？？？です。
「フォックス・マントルってだれですか？モルダーは楽しそうです。ああ、彼はベッドルームに大急ぎで行ってしまいました。何をしているのか僕にはわかりません。知りたいです。ああ、来た！何を言ってるのだろう・・・」
モルがぶつぶつ一人言を言ってます。「モルダー、やるんだ、いいな。のるか、そるかだぞ。のるかそるかだ・・・」
でー、モルが歌いながらシャワーを浴びて着替えます。でもね、手に持ってるバットに、カウチくんは仰天します。
「なんだろう、あれは？！『モルダーの切り株』の大きなもののようです！あれで彼は何をしようって言うんでしょう？あれが白いべたべたの液体なんて出さないで欲しいと切に思います。」
もうね、ここまで読んで私、とうとう我慢できず爆笑してしまいました。
・・・HISAYOさん、意味が分からないわなんておっしゃらないでくださいませーーー。私をひとりにしないでくださいぃぃぃ。
それから、モルが出て行ってしまったために非常に退屈しているカウチくんでしたが、とうとうモルが帰ってきます。スカちゃんもいます。
でも、なんだかいつもと様子が違います。
「彼らは何をしているのでしょう？彼は彼女を僕に押し付けています。何でしょう？少しどいてくれないでしょうか！いて！」
「スカ・・・」、「モル・・・」と言い合うふたり。
「オーケー、すごく変です。きっと彼らは喧嘩かなにかをしているのでしょう。だって、あんなふうに言葉が途切れてしまうということは何かで喧嘩をしているか、それでもなければレスリングをしているのでしょう。
モルダーと僕は何日か前にレスリングを見ました。でも、あの女性たちはみんな裸でした。それにへんてこりんな茶色のどろどろとしたものを体中につけてました。『泥』。ああ、そうです。泥です。でも、モルダーは男性で、スカリーは女性です。それにふたりとも服を着てます。泥もありません。」
「スカリー、きみの・・・服を・・・脱いで・・・」
・・・オーケー、やっぱりレスリングです、とカウチくん。
それからモルとスカちゃんがキスをしたりしてます。カウチくんは「キス」も知らないのですけどね。見たことはあります。モルが見ていた「ビデオ」でいっしょに見ました。
モルとスカちゃんがだんだんそういうことになってくると、カウチくんにもわかってきました。
「そういえば、これは知っています。モルダーと見ていた番組でありました。レスリングではありません！これは『Yes Baby』です！！彼らは『Yes Baby』をしているのです！ということは、彼らは・・・ああ、そうです・・・つまり、彼らは僕にあの白いべたべたしたものをかけることになるのでしょう・・・」
モルがパンツを脱いでボブが出てきました。
「ああ、そうだ、『The Mulder Stump』です。お久しぶりですね、スタンピー。本当の名前をスカリーが言ってくれないでしょうか。どうしても知りたいです。」
で、スカちゃん、「あなたゴージャスだわ。」
「オーケー、スカリーが両手を添えて、モルダーのゴージャスと言いました。ついにこの名前が分かりました。『ゴージャス』です。へんてこな名前です。」
それから、カウチくんは、ふたりの動きにくすぐられたり、モルダーが口でスカちゃんに何かした後、スカちゃんが"Mul...Mul...MuldeeeEEEEER!!"って叫んだりしているのを聞いたりしてました。その後スカちゃんの、
「モルダー、とっても・・・とっても・・・magnificent（素晴らしかったわ）」というせりふで、モルの口で行われたその行為が『magnificent』という名前のものだとカウチくんは学習しました。
そのあともモルのゴージャスをスカちゃんがお口でマッサージするところも見学したりしてました。カウチくんはこれもモルとビデオで見たことがあって知ってます。
それからとうとうモルがゴージャスを手に持ってスカちゃんに入れようとします。
カウチくん半分パニックですぅ。
「なにをしようというんですか、モルダー？あなたのゴージャスがそんなところに入るとでも思っているのですか？まるでクロゼットの中にカウチを入れようとするようなものでしょう？それは不可能です。だめだと思いますよ、モルダー・・・」
スカちゃんのせりふがここで入ります。
「モルダー、とってもいい気持ち・・・」
カウチくん、思わず謝っちゃってました。「私が間違っていました。もうしわけございません。」
それから船酔いになりそうな勢いでカウチくんたら揺らされちゃってます。いてててて、助けてーって悲鳴あげてますぅ。
でも、明けない夜がないように、ようやくその苦行も終わります。
でもねー、またあの白いべたべたした液体がカウチくんにかかっちゃいました。クリネックス、クリネックスはどこでしょーかー？というカウチくんの心の叫びをよそにモルとスカちゃんはふたりの世界に入っちゃってます（あたりまえですけど・・・）。
"I love you, Mulder"のloveってどういう意味だろうとかね、スカちゃんの『そのカウチでこれから毎晩make loveしたい』って言葉にやめてくれー、僕はテレビが見たいのにーってカウチくん叫んだりしてました。
かわいそうなカウチくん・・・。
ところがねー、カウチくんの受難は続きます。また始まっちゃうんですぅ。
「もう一度？」っていうスカちゃんに、
モルが"Just give me a minute, Scully"って言います。
最後はカウチくんのせりふで終わります。
冗談でしょう？ね？そうでしょう？モルダー？ご冗談ばっかり。ああ、わぁぁぁ、いたたたた！
やめてくれーーーー・・・・
悲痛なカウチくんの叫び声で終わります。でも、作者さんは[end]とはお書きになってはいなくって、
<><><>The Beginning<><><> って書いていらっしゃいます・・・。
すみません、格調などというものはどこを探してもない感じなお話なのにこんなに長くなってしまいました・・・<(_ _)>。
でも、可笑しかったので、ついやってしまいました。
では、またー（とそそくさと去る）
☆ HISAYOの感想 ☆
o(>▽<)o ウキャキャウキャキャ
く、cooさん〜〜〜〜〜。もう、降参ですー！だめですー！私は笑いすぎて呼吸困難に陥りそうになっております〜。
なんかもうどこまでおもしろいんですか？このお話はっっ！
でもね、でもね。絶対に英語ですし、カウチくんの口調はcooさんアレンジなんですよね？
素晴らしいセンスですーo((*^▽^*))o
もうモルのカウチくんは絶対にこんな風に話しているって信じて疑わない私がいるんですけどー（笑）
まずね、まずね。勉強家っていうところが既に私のツボを刺激しちゃってくれております。
いろいろな言葉を覚えていこうっていうその姿勢には頭が下がります。
勉強家故にいろいろな勘違いが起きているところもこれまた大爆笑で！
そして名前がわからないものをとりあえずこう呼ぼうと名付けてしまうそのネーミング力。
微妙にそのセンスがずれているところがおもしろいです〜。
だって『Mulder Hip』ってぇ〜。
なんかまぁそうなんでしょうけど、なんか違うかもぉ〜とも思いますしー(*￣m￣) ププッ
それでもってモル・・プライベートな時間なのになんか全然プライベートになっていないですねぇ〜。
カウチくんがいるから（笑）
それにしてもカウチくん。Stumpって単語を知っているのだったら、いっそのこと正式名称もしっておこうよぉ〜なんて思っちゃいます。
ボブくんっていうのよ。仲良くしてあげてね♪
しかも電話していることによけいに単語まで・・常日頃からモルはいったいなんのテレビばかりをみているのかっていうね(¬_¬)
ま、健康な一人の独身男性ですからそれも致し方ないのかもしれませんね。そして心は一人の女性でいっぱいいっぱいなので変にお外に出かけることも出来ないですしね。（と無理矢理納得）
そして時はアンナチュ。そうですかー！モルはこんな一大決心をして留守電を残したわけですね。
よかったねー。スカちゃんがちゃんと来てくれて♪
ちゃんとバッドもご持参でね。お洋服もそれ風に着替えてあそこへ向かったわけですねー！
史上最高にかっこいいモルだと思っているあの時ねぇ〜。
で、なんですか？cooさん。カウチ君の言っている意味が私に分かるかって？
えー、もちろん分かりません。さっぱりもって？？？でございます。
なんのことだろう？私にゃさっぱり(・3・)〜♪
と、言っている内にモルがスカちゃんを伴ってご帰宅です。よかったねー、カウチくん。
お暇もてあましていたんでしょうけど、ここからは大丈夫よ〜！
ま、私もあのまま二人がその場でバイバイするわけないとは思っておりましたけども、めくるめく時間がやってきたわけなんですよね♪それも当然ですよね。だって史上最高にかっこいいモルだものー！（相当にお気に入りらしい）
そこからはもうモルスカ二人だけだと思ってすごいっすね(*>▽<*）←いや実際に二人だけなんですけど。
どんどんですよねー！
カウチくんもそれを全身全霊で受け止めちゃっているわけですから大変です。
１回くらいだったらカウチくんと私、交換してあげてもいいです〜♪
私がカウチくんになってあげてもいいですー。・・・すみません。高飛車でした。お願いですから１回交換して下さい(T.T)
それにしてもモルスカ初めてだって言うのにフルコースですね。
ま、その辺は大人の男と女が一触即発で焦らしあって来たわけですから濃さが増すのは当然といえば当然なんでしょうか？
そして大人ですからそれはベッドじゃなくてカウチくんの上なんでしょう〜〜〜〜〜？（と大声で聞いてみる）
だけどカウチくーん！『The Mulder Stump』と名付けたのは分かります。分かりましたけども「お久しぶりですね、スタンピー。」ってーーーーー(Ｔ▽Ｔ)ノ＿彡☆ばんばん！
もうここは本当にＰＣ画面に向かって大爆笑しちゃいました。
スタンピーってぇ〜。なんか軽い呼びかけじゃないですかー（笑）
しかも知人ですよね。知人。お久しぶりですねって言っちゃっているくらいの。
そんなこんなに大爆笑していたらモルスカどうも先に進んでしまっていたみたいです。
乗り遅れましたっっ(>o<)
でもねー！またしてもカウチくんに大爆笑させられましたー！続けざまに大笑いですーo(>▽<)o
「まるでクロゼットの中にカウチを入れようとするようなものでしょう？それは不可能です。」ってーーー！
モルーーー！不可能ですってーーー！でもあなたは不可能を可能にする男ですものねー。
ですものカウチくんも謝っちゃいますね。
それにスカちゃんだってプラスかマイナスかって聞かれればプラスですしねー。っていうかすごーくプラスですものねーーー(*>.<*）
ということでこれからもどんどんどんどんカウチくんの苦行は続くことでしょう。
そしてカウチくんの頭の中はピンク色に染まった単語で満ちあふれていくことでしょう〜(^▽^)/←笑顔で宣言
cooさん、本当に大爆笑なお話をありがとうございましたm(__)m
また是非ともお待ちしております！
