☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
次にご紹介するのは REFUGE （ by Sister Moon）です。
これはBiogenesisのポストエピです。あのー、このお話はどちらかというと弱っているモルを助けるスカちゃん、っていうのが結構大きな比率を占めています。でー、ちっともオババは出てきません！最後の一行だけなんですけどね。でも、スカちゃんの心の声を読めてしまうモルという設定が結構ツボですので、ご紹介してしまいますぅ。
閉じ込められてた病院からスカちゃんがモルを連れ出してきたというところからお話は始まります。
医者にダメだって言われたスカちゃんですが、このままだとモルは悪くなるばかりだと思い、黙ってモルを連れ出します。ガンメンに見つけてもらった森の中の隠れ家にやってきます。
で、意識を取り戻したモルに経緯を説明するんですけどね、bad newsがあるってスカちゃんが言うんです。
病院で普通以上の精神安定剤を投与されちゃってるモルは、これからその薬の作用が切れるまで、ひどい吐き気とか、胃の激痛、身体の痛み、悪寒とかがあったり、気持ちがいらいらしちゃったりするんだそうです。
スカちゃんは声に出して細かく説明はしなかったのですけど、ほら、モルは心が読めちゃうんで分かってしまいます。
でね、僕は我慢できるよって言うと、スカちゃんは身体が良くなったら家に帰って、蹴りとばしてやる人間がいるでしょう、みたいなことを言ってモルを慰めます。
その後、３日間ぐらいはさすがにモルに厳しい私も可哀想になってしまうくらいな状態のモルでございました。
バスルームの中で自分の吐いちゃったものに顔をつけて横たわっている状態で意識を取り戻すモルや、身体ががたがた震えて止まらないモル、で、そのモルを抱きしめてあげるスカちゃんとか、テレビの音に耐え切れなくてリモコンを投げつけちゃうモル、ゼリーを食べさせようとするスカちゃんに怒鳴ってここから出て行って一人にしてくれって言っちゃうモル、ひげを剃ろうとしたけれども、手が震えて深い傷を自分の顔につけちゃうモル、弱ってしまって自分の腕も上げられないモル、その身体を洗って着替えさせてあげるスカちゃん、真夜中に身体の痛みで叫び声を上げてしまうけれども、スカちゃんを起こさないように枕に顔を押し付けて必死で声を抑えようとするモル。
あまりの苦しさに、スカちゃんを思い切り罵倒してしまうモルとか・・・。でね、スカちゃんの心の中も聞こえるんです。
『彼はいつもの彼じゃないのよ。聞いてはだめ。本気で言っているのではないわ・・・』って目に涙を溜めながら一生懸命我慢するスカちゃん（泣）。
モルも、あんなこと言ったなんてってあとでとっても後悔するんですけどね。
でも、４日目のモルは、なんというか、甘え放題なんですぅ、スカちゃんに。
汗に濡れた前髪を払ってあげようとするスカちゃんの手を払いのけて、
「やめてくれ・・・髪の毛も痛いんだ・・・睫毛だって痛い・・・体中が痛いんだ。」って言って、背中を向けちゃいます。そんなお子様モルにスカちゃんは優しく「じゃあ、そのままでいて・・・モルダー・・・休んだ方がいいわ。」って言うんです。
でね、モルったら、
「だめなんだ、スカリー・・・眠れないよ・・・ここにいてくれ。」言うんですけどね、スカちゃんはベッドにこしかけるんですけどぉ、
「そうじゃない・・・横になってくれ、きみの顔が見えるように。」だそうです〜。
ため息をつきながらモルダーの横に身体を横たえてスカちゃんは
「あなたは病気の時は随分威張っているって、私、言ったことがあったかしら？」って言うんです。
モルはまた胃が痛くなって身体を丸めながらスカちゃんにおねだりです。
「スカリー？」
「なに？」
「何か歌ってくれ。」
出ましたね、モルのお得意のリクエスト・・・。
でね、スカちゃんは昔のホームコメディのテーマ曲とか歌ってあげちゃいます。
それから二人で昔のテレビマンガの主題歌とか何曲も歌ってから、モルはようやっとおねむになりました。
その夜中にモルは目が覚めます。スカちゃんを抱きしめて眠っていたことに気付きます。
そうしたら、スカちゃんの見ている夢が見えちゃうんです〜。
なんか地下のオフィスで二人がそういうことをしているんです。
後ろめたい気持ちを持つモルですが、でも続きも知りたくてそのままの体勢になってます。
でもね、そんなことをしているのをスキナーに見つかって、首だって言われちゃうんです。
モルは怒って、スカちゃんを振り切って出て行ってしまうところで夢は終わりました。
もうね、モルは心が痛いですぅ。スカちゃんに愛してるって言いたいし、スカちゃんがどんなにモルを愛しているか知っているよって言いたいんですけどね・・・。
スカちゃんの心をモルが読んでいたなんて分かったら、スカちゃんがどんなに恥ずかしい思いをするか分かっているので、どうしたらいいだろうと思ってます。
だんだん調子が良くなっていくモルはスカちゃんとテレビを見たり、カードゲームをしたり楽しく過ごせるようになってます。でもね、スカちゃんの築いている壁にモルの心は複雑ですぅ。
でもね、７日目にスカちゃんがガンメンに頼んでバスケットのゴールとボールを送ってもらったんです。でね、二人でバスケットをして遊ぶんですけどぉ、お約束どおり二人一緒にコケちゃいます。
スカちゃんに覆いかぶさるように転んでしまったモル。キスしたくってたまらないモルに気付いたスカちゃん、「今日はもうおしまい。」って言うんです。でも、モルは「嫌だ。」って言って顔を近づけます。するとスカちゃんの心の声が・・・
「彼が私にキスしようとしてる、どうしよう、私にキスを、キスして、モルダー、キスして・・・そうよ！！」
でー、芝生の上で、なんだかそうなっちゃたのかそれともベッドへ移動したんでしょうか。
次の章は二人でベッドで仲良く寝ているところから始まりますぅ。
その後は、甘甘でねー。
翌朝はモルが後から起きてきたスカちゃんに朝食を作ってあげるんですがねー。
食べ始めたスカちゃんの手にキスし始めちゃって、指なんか舐めちゃうので、スカちゃんは朝食なんてそっちのけで我慢できなくなって、モルの膝に座っちゃいましたー。
もうその後は、ベッドルームに移動してありゃありゃということに。
でね、ＤＣに帰ろうってモルが言うんですけど、スカちゃんはモルに見せないようになんか泣いちゃってますぅ。どうしたんだって言うモルになんでもない、って答えるスカちゃん。
でも、モルにはスカちゃんの心の声が・・・。『もう少し二人だけでいたいのに。』モルの追求にスカちゃんはとうとう告白します。
ＤＣに戻ったらここでのことはなかったことにした方がいいわ、二人の仲が分かったらきっと引き離されるから。
そう言うスカちゃんにモルはそんなことは絶対させないって言うんですけどね、スカちゃんはもしこのことでＸファイルが奪われてしまったら、あなたは私のことをきっと嫌いになるって言うんです。
そうです、あの夢のことですね。
でもね、モルはなにがあってもきみを嫌いになるわけがないだろう、引き離されるようなことは絶対にさせないよって説得します。
ようやく笑顔を取り戻したスカちゃんにここに来た時のスカちゃんの言葉を思い出して、モルが訊きます。
「誰を蹴っ飛ばすか決めたかい、スカリー？」
モルはスカちゃんを抱きしめてスカちゃんの髪に口をつけてます。で、モルの質問にスカちゃんが心の中で考えたことを聞いて笑いを噛みころしますぅ。
「まず、ダイアナ・ファウリーからよ。」
（あの、あの、オババのファミリーネームの書き方がちょっと分からないんですけど、『ファウリー』良かったでしょうか？）
で、おしまいなんですぅ。
☆ HISAYOの感想 ☆
モル大変でしたね〜〃゜▽゜；Aアセアセ・・・
スカちゃんの心の内が聞こえて来ちゃうっていうのは、なんかさすがモルだよ・・・って感じがするのですけども（笑）
でも最初はそんなスカちゃんの心の中を思っている余裕なんかなくてねぇ〜。
あの「Biogenesis」っていえば、確かにモルはかっこいいんだけどなんか許せないシーンの連続で私がまともに１回みたかみないかってエピでね。
なので話の筋もよくは分かっていなくて、なんでＳ７の最初でモルがああいう風にベッドにくくりつけられて、肺ガン男とかオババが隣に立っているんだろう？なんて思う感じでして(^^;
そもそもオババが出ていると観ないからほんと、陰謀系の話がさっぱりもって分からないのですよね〜。
ま、でもこういうお話が後に続いてくれると思えば、あのエピもまた観られるようになるかもしれません(^^)
それにしても本当に大変なモル。でもそんなモルのすぐそばにはスカちゃんがね・・・。
モルねぇ〜。ほんと、スカちゃんがいなかったらどうなっていたの？っていう時が山ほどありますけども、この状態もまさにその通りでね。
いつもは「まったくモルってねぇ〜」なんて思ったりもしちゃう私なのですけども、今回はさすがにそうは思いませんでした。
なんか凄く辛いことや大変な事が連続でね(T.T) 私もさすがに可哀想だと思いました〜。
いつもは「ほら！そうやってスカちゃんに甘え放題ぃ〜〜」って思ったりするのですけども、このモルには「そんな辛い状況では誰もそばにいて欲しくないだろうけど、スカちゃんには１００％心を委ねているからそばにいて欲しいと思えるのねぇ〜。」なんて思っちゃいました。
辛くて苦しくて思わずイライラが心を支配してスカちゃんに当たってしまうのは、もうこれは男だの女だのの話は超越して、人間だったら誰もしょうがないことになるのかなって思います。
そしてそんなスカちゃんは涙を浮かべつつも耐えてねぇ〜(T-T)
愛ですよね、愛。モルもスカちゃんもどんな状況でも愛でつながっているなぁ〜って思います。
その後、回復してきたモルとスカちゃんの関係はハッピーエンドに向かってドンドン進んでいる感じですよね〜♪
添い寝を強要して、歌までおねだりのモル。ホント、お得意のリクエストですよねー(*￣m￣) ププッ
それだけで幸せだなぁ〜と思う余裕がモルにあるかどうかは微妙なところですけども、でもねー、こうしてモルがスカちゃんの心の内を読んだり、はたまた夢まで見ちゃっていたとなればそれはもう自分の気持ちをスカちゃんに伝えたくってしょうがなくなっちゃうでしょうねぇ。
だってあれだけ愛しているスカちゃんが自分を愛してくれていると分かっているのですからっっ！
だけどねー。だからってねぇ〜。確かにそういう夢まで垣間見ちゃっているとなると、たやすくはそれを伝えることは出来ないですよね。
一体どうしたら？とモルの悩む気持ち、よく分かります。
でもそこにはバスケという素敵な小道具がね〜(*^O^*)
そういうきっかけってすごーく大事だと思うのですわ。ま、モルスカの場合は常に一触即発っていう感がありますので、バスケじゃなくてもなんでもね〜。オセロだってあやとりだってきっかけにって気がします♪
なのでもちろんそうなることは当然として(*^.^*)
モルも思いのままにスカちゃんにキス出来たし、スカちゃんもそれを望んでいたし。そこからはもう一気に甘々だし、辛い時間を乗り越えてきただけあったなぁ〜って思います♪
場所も森の中だし、邪魔されることはなく二人だけの時間を満喫出来ますよねぇ〜。そんな時間も二人にはとっても必要！
でも楽しく幸せな時間の後には必ずやってくる現実ってやつでね・・・。
帰りたくないって思うスカちゃんを「ま♪かわいい(*^o^*)」と思った私だったのですけども、そんな簡単なことではなくて、ここでの時間はなかったことにした方がいいなんていうほどの深刻な思いだったなんて・・
そんな私なのでそのスカちゃんのなかったことにと言う言葉にモルと二人で「どうして？なんでそんなこというの？？」と必死の形相になってしまいましたけども(^^;
なんかスカちゃんがそう言うことを言うと、すごく頑なな決意でどんなに説得しても決めてしまったことだからって言われちゃいそうじゃないですか〜？？(T.T )( T.T)おろおろ
だけど、そんなスカちゃんの気持ちもモルだからこそほぐせる事ができるのですよね。
ほんと、モルの説得の通り、モルとスカちゃんがどんな妨害にあっても離れるなんて事はないし、モルが大丈夫って言えば大丈夫なのですわ！
なので、スカちゃんもモルの事をしっかり信じて頂いて、堂々と何を臆することなくワイントンに戻ってもらいたいと思います(^▽^)/
それでもってですね、cooさん。多分なんですけどオババの名字はそれでいいと思います。でも私も１００％の確信は全くなく・・・
クラチのフルネームも分からないのですけど、オババも分からないって感じで(^^;;;
というか、私ってばモルスカの他の登場人物のフルネームって知っているかな〜？？肺ガン男とかもよく分からないし、あれの息子（でいいのかな？）のひょろ長い感じの男の人も名前もよく分かりません。（スペンダー？あれ？それは肺ガン男？）
と、曖昧なまま勝手な感想は終わりにさせて頂きたいと思います。ありがとうございました〜♪
