☆ 内容を簡単にご紹介 ☆
"One Hour" （by Chris C）というお話なんですけどねぇ、これは完全にSmutかと思われ・・・。
このお話はシャワーシーンについてのものなんですけどね。
『シャワーシーンの真実』というか、なんというか・・・。特にストーリーはありません！！
でもね、オババがひとり間抜なのでご紹介しちゃいますぅ。
無理やりシャワーを一緒に浴びなきゃいけなくなった二人。
これがね、オババの悪質なたくらみがあったんですぅ。オババはもうモルになんの感情もありません。
ただ「陰謀」のためだけに近づいただけなんです。で、モルを誘惑してもちっとも相手にしてもらえないんでとっても頭にきてます。
でー、モルとスカちゃんの間柄が微妙な感じなのも分かってます。それで、この機会を利用しようと思うんです。
モルが誰よりも愛しているけど、触れることができないスカちゃんと一緒にシャワーを浴びさせることで、スカちゃんの前で恥をかかせて二人の間に亀裂を作っちゃおうっていう魂胆です。
でね、二人とも心の中では思いっきり動揺してます。たかぶっている自分をどうやって隠そうって大変ですぅ。
最初はジョークで切り抜けようとするんですけどね、ついつい口がすべっちゃいます〜。
最初に口を滑らせたのはなんとスカちゃんの方です！
「Hey partner.シャワーには格好の日じゃないか？」っていうモルのジョークに思わず、
「そうね、ただ、もっと違う状況だったら良かったわ。」って言っちゃいます。しまった、って思うんですけどね。もう遅いです。モルがそーんな重要なことを聞き逃すはずがございません！！
いろいろ追求してくるモルについに開き直ったスカちゃん、「６年もパートナーでいて、出張で隣同士の部屋に泊まったり、車や飛行機の中で夜を過ごしたりしてきたんですもの。
あなただって一度や二度はそんなことを考えたことがあるでしょう？」って切り返します。
その言葉にモルは、スカちゃんが正直に答えたのだから今度は自分も正直になろうって考えて答えます。
「そうだな、ああ、たぶん一度か２度くらいかな。」
『どーしてそんなに少ないのよ〜〜〜！！！』とここまで読んでいた私は心の中で叫びましたが、それは杞憂でございました・・・。
モルはその後、心の中で付け加えていました。”１日に”１度か２度かそれ以上、だと。
えっとぉ、ここで一応念のため。このシャワールームは盗聴もされてないし、カメラもないってスカちゃんは分かっているそうですぅ。
でー、モルの隣でシャワーを浴びてるスカちゃんが思わず頭の中で「ファンタジー」の世界を構築してしまってうめき声をあげちゃったのをモルが小耳にはさんだのをきっかけに始まってしまいました・・・。最初はお互いの背中を洗いっこしていたんですけどね、モルの手はスカちゃんの背中で満足するはずもなく、どんどんどんどんスカちゃんの身体のいろーんなところを洗ってくれますぅぅ。
そして、ついにはめくるめく世界が・・・。もう最後までまでしっかりございました。
テクモル大活躍でございました。
で、ちょうどいい時に（？！）、終わりのベルが鳴り、着替えのための部屋に入るんですけどね、まだいちゃいちゃしてますぅ。
でー、ドアを開けてオババたちに相対する前にスカちゃんの首についちゃったマークをタオルを首にかけて隠してあげたりする気配りモルもいたりします。
でも、最後にドアを開けた二人は役者でございました・・・。
思いっきり屈辱を受けて気分は最悪って顔をオババに見せながら部屋を出ていきました。
それを見たオババは間抜けなことに、これであの二人は２度とお互いの目を見られないわ、と満足そうな笑みを浮かべていましたとさ、というお話でございました。
☆ HISAYOの感想 ☆
Smutというジャンル。その存在を知ることが出来たのも英語ＦＩＣを翻訳して下さっている方々のおかげだなぁ〜なんて感慨深くなりつつ読み始めさせて頂いたこのお話。
それにしてもcooさん、ストーリーがないなんてとーんでもない。ちゃんとあるじゃないですか〜。それともcooさんテイストの魅力でこんなに楽し〜く読ませて頂けちゃうのでしょうか〜(*^O^*)
それにしてもオババは相変わらずバカで胸のすく思いですね。
そんなことくらいでモルとスカちゃんの間に亀裂がはいるわけもないし、その二人の微妙な線がそのくらいで崩れるくらいだったらとっくの昔にパートナー解消しているっていうのねー(>o<)
ほんと、アンポンタンのすっとこどっこいです。
それにモルに対して誘惑してのってこないのだったら早々に諦めちゃえばいいわけでしょう〜？
遠い昔は確かにあんたの安っぽい毒気に引っかかったようなところもあったモルかもしれませんけども、もうスカちゃんという存在で真実の愛を知りましたからねっっ！
あんたなんかに、なびくモルじゃないのよーーーーー(>o<)/←と信じたい。
それにしてもそういう微妙な感じのモルとスカちゃんが一緒のシャワーをね。
なんか本編でもどこかでそういうシーンありましたよねぇ〜。
その程度の記憶なので私の嫌いなエピの中のどれかだったりするのでしょうか？
なんかモルのぺったり頭が印象に残った記憶があります(^^;
ま、それはそれとして・・・
そういう状況でモルがスカちゃんをからかってしまうのはお約束のプチ・セクハラですよね。
そしてそれに乗せられてついつい本音をぽろりのスカちゃんもお約束。
でも実際にはそうなるでしょうね〜。ああいう関係をいついつまでもキープしてられるなんて人間技とは思えませんし、常に二人の間の糸は張りつめちゃっているわけですからその糸がプツンと切れるのはいつでもどこでもおかしくないですよね〜。
そして切れてしまえばそこはそれっ！大人な二人ですから一気にどこまでも突き進むのは間違いないわけで(*^O^*)
テクモル満載なのもShipperには嬉しいところ♪やっぱりモルはそうじゃなくちゃいけませんっ！
いついつまでもめくるめく世界にいて欲しい二人ですけども、ま、それには時間ってものがありますし、場所的なものもありますしね(^^;
オババを侮るところなんていうのは知的なモルスカにはお手の物なので最後の展開も当然で。
オババ一人でバカの舞を踊りまくっていればいいっていう小気味よい最後に満足しつつ、cooさんにお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございましたぁ〜ヽ(^◇^*)/
