ＪＮＫさんとメールでお話させて頂いていると、こんなＦＩＣを読みました〜！とか、この前読んだＦＩＣの特に気に入った部分がここで♪と言う感じでその部分を翻訳して、私にもわかりやすくそのＦＩＣの内容を説明してくれたり！
その紹介文もワクワクしちゃうものですし、一節とはいえ、一文、一文がとてもステキに翻訳してくださっていて、これはこのまま埋もれさせるのはもったいないですぅ〜！とＪＮＫさんのごり押しして公開の許可をいただきました♪
皆さんもお楽しみ下さいませ〜(^▽^)/

ほとばしったのでうっかり

by　JNKさん

 MulderTLCというタイトルなんですが、TLC＝Tender loving care＝モルダーの愛情いっぱい献身看護（？）ってところでしょうか。
タイムラインは、レクイエムなしのS8くらいを想定していて、ふたりはすでに恋人同士。
何かのアンダーカバーにつかされたモルスカなのですが、とある捜査官のへまで発砲沙汰になり、流れ弾が頭部をわずかにかすめ、その衝撃で脳震盪を起こし、そのまま昏睡状態に陥ったスカちゃん（TT）
検査の結果、なんと妊娠していたことが発覚。
モルは目を覚まさないスカちゃんの傍らで、必死に回復を祈るわけですね。
生き地獄を味わうモルを知ってか知らずか、昏睡中のスカちゃんは１９８１年、１７歳の頃の夢を見ています。
そこでスカちゃんは２０歳のモルと出会って恋に落ちるのですね＊＾＾＊
この夢は、
「もっと早く出会えていたら、二人でこどもを持てたかもしれない」
というスカちゃんの儚い願いがみせたものらしいのですけど、その夢の内容がこれまたねー＊＾0＾＊
（なんで17歳かというと、このお話の前作"ScullyLove"にある、
「いつもこうとは期待しないでくれ。僕はもう17歳じゃない。」
「17歳で出会っていたら、大学や医学部へ進むどころか、高校卒業さえ危ういわね」
「なんで？」
「だって、出会って1ヶ月で妊娠させられそうな勢いだもの。」というおふざけ会話が引き金になっているらしいです（笑））
メリッサの友達のスティーブのこれまた友達が若モルで、オックスフォード留学中なのですが、クリスマス休暇を利用して帰国。
離婚した両親の狭間に立たされることが耐え切れず、スティーブ宅に避難してきていたのですね。
スカちゃんはボーイフレンドと行く予定だったダンスパーティの直前に心変わりされ、軽くショックを受けています。
傷心のスカちゃんを気の毒に思ったメリッさねえさん。ここは代わりにモルにエスコートさせるのが一番！とダブルデートを目論見ます。
結果は大成功。年下ながら、頭がよくて、話題も豊富なスカちゃんに、モルはあっという間に恋に落ちちゃう。
自分と同じレベルで話ができることが何よりの魅力だったのですが、会うたびにどんどん綺麗になるスカちゃんにどんどん魅かれ、真剣に愛してしまうのですね〜。
女慣れしたモルですが、本気の恋は初めてというのがツボでした。
もちろんスカちゃんにとっても初恋なわけで。ほとばしる情熱のままに結ばれちゃうふたり。
うっかり（笑）こどもができてしまうのです。
でも、ふたりがその事実に直面する前に、モルはイギリスに帰っちゃうのだけれど、たった数ヶ月でスカちゃんなしの人生が耐えられなくって、オックスフォードをやめてアメリカに突然帰ってきちゃう！
妊娠に気付いて動揺していたスカちゃんの前に、突然現れたモル。そこでこどものことを告げて、スカちゃんの夢はおしまい。
昏睡状態から目を覚ますのですね〜。
そして待っている妊娠の事実。この辺の繋がり方がおもしろいと思います。
何より、スカちゃんを愛しぬいてるモルの姿がたまりません。
眠り続けるスカちゃんにつきっきりで、心配で死にそうになってるんですもの〜＊＾0＾＊
そういうのお好きですよね？HISAYOさんも♪
夢の話を詳細に聞きたがるモルもなんだかおかしかったですー＾▽＾
　

うっかりなんですね（笑）

by　HISAYO

　

 （⌒^⌒)ｂうふっ
そもそもスカちゃんが眠るベッドの脇につきっきりでじーっとあの表情でスカちゃんを見つめているモルっていうのが直球ストレートでございます(^^)
そのシチュエーションで始まるだけで、にまにまぁ〜としてしまうのに（スカちゃん昏睡状態でも）スカちゃんが見ている夢っていうのもこれまたいいですよね〜♪
モルに見守られている中で見ているスカちゃんの夢。
二重のおいしさ、ダブルの甘さ(*^O^*)（スカちゃん昏睡状態でも）

その夢の内容ですけども、若モルスカなんですね〜♪
しかも当然の様に恋に落ちてくれているところがこれまた良いです〜！ポイント、ポイントでしっかり抑えて頂いている感じですよね。Shipperの作者さんに違いないわ（当たり前？）
モルが一目でスカちゃんを好きになり、どんどんどんどんスカちゃんへと深く思いを募らせていくっていうのはもちろん私の大好物。スカちゃん＜モルっていう図式が大好きですからーー！
スカちゃんが７００好きだったらモルは１０００くらい好きなのがいいのぉ〜*^O^*
この若モルスカはまさにそんな感じですよね。
しかも熱いらしい・・・ＯＫ、ＯＫ！（と若モルの背中をバシッと叩いたHISAYO）
そのホットなホットなパッションはどこまでもほとばらせちゃってねーーー(*>o<*)/
それにしてもＪＮＫさん、うっかり（笑）妊娠って〜(*^m^*) ムフッ
確かにうっかりなんでしょうけどねー。でもモルとしては全然ＯＫって感じなのでしょうか？
だってスカちゃんを想ってあのオックスフォードやめてきちゃうほどですものぉ〜。でもその後はハーバードにでも編入していただきたいわ！（こんな事は忘れないエリート好きのブランド志向HISAYO）
妊娠を告げたスカちゃんの事はダッコしてクルクル〜っていうのもやって頂きたいわーーー♪
・・・・なんてどこまでも突っ走ってしまっている私をよそに、スカちゃんはお目覚めに(^^;;;
徐々に覚醒したスカちゃんの瞳に最初に写ったのはもちろん子犬モル。

はぁ・・こういうシーンを想像しただけでも溶けちゃいますね〜！
そして目を覚ましたスカちゃんにモルがその夢を聞きたがるっていうのもなぁ〜んかいいじゃないですか(^^)
素敵なお話のご紹介をありがとうございました♪

星が降り注ぐような夜

　by jnk

 （彼女の病室の窓からは、暮れゆく街並みと、南の空に輝くシリウスが見えた。あれはほんの1年前―――僕は彼女を腕に抱き、ベッドに横たわっていた。彼女の裸に腕を巻きつけ、足を絡めあい、僕のアパートの窓からふたりで空を見上げ、彼女が教えてくれたあの天狼星だ。全天第1位の輝度を誇り、その明るさは太陽の23倍に及ぶ。僕は彼女の髪を撫でながら、その話を聞いていた。神話によれば、シリウスはオリオンの猟犬とされ、古代エジプトでは、ナイルの氾濫を予想するのに用いていたのだと説明すると、彼女は手を上げて冬の大三角を指で示した。シリウス、ベテルギウス、そして小犬座。僕は彼女の手首を捕まえ唇を寄せ、そこから肩までキスで辿ると、再び彼女を下にした。

ウィリアムを授かったのはそんな夜だった。シリウスがずっとふたりを見守っていてくれた。地平に沈み、蛇使いのオフューカスが東の空に昇るまで―――）

タイトルのThe 13th Signというのは、昔ちょっと話題になった黄道１３星座、蛇使い座のことなんです。
蛇使い座は神話に出てくるオフューカスという死者さえ生き返らせる力を持った医神を象った星座です。
このお話では、スカちゃんのアブダクトに関係があるカルト教団の名前がThe Charch of The 13th Signで、いかれた教祖の名前がオフューカス。
昔、星座や神話の話が大好きだった私は、なぜかこのモルの回想シーンがとっても気に入ってしまったのですー♪
あとねあとね、涙を流したスカちゃんの気持ちを明るくしようと、モルが言ったジョークにふっと悲しげな笑みを浮かべたスカちゃんの顔の間近でいきなり
「綺麗だ―――君のその笑顔が好きだよ。」
と囁いて、思わずその流れでキスしようとしてしまったモルがたまらない。
　

ビバ・モルスカ

by HISAYO

 ステキです〜(*¨)
もうＪＮＫさんが翻訳してくださったこのシーン・・・。
静かなひんやりとした空気に包まれたモルの部屋。そのベッドの上で、囁くように夜空を窓越しに見つめている様がありありと目の前に浮かんできます。深閑の中にある温もりが伝わってくるようです。
部屋の窓から見える星はどこまでも青く美しく輝いていたのでしょうね。そんな中、二人の声が小さく澄んで聞こえてくる。とても神聖な雰囲気を感じます。
その夜にウィリアムを授かったと確信しているモルがまたとってもとってもステキですー(*>o<*)
この確信がねぇ〜。いいんですよねぇ・・・。モルの確信は私たちも何の疑いもなく信じることが出来ますもの！
そして星を見ながらの会話もねぇ。スカちゃんは星の位置や名前の話をする。その星の説明を受けたモルが星にまつわる神話の話をする。その流れがたまらなく美しくそしてモルスカらしいと思います。
１３星座の蛇つかい座は定着はしませんでしたけども、モルスカの会話としてこうして出てきちゃったのですから、私の中ではすっかり定着♪私は乙女座→獅子座になるのですわー。その方が占いなんかも当たっている感じがするのでちょうどいいかも（笑）
そしてモルがスカちゃんを賛美する言葉をいう事にすぐにメロメロになってしまう私は、
「綺麗だ―――君のその笑顔が好きだよ。」
なーんていうのを聞かされちゃったら即、溶けてそして気化しちゃいそうです〜(*>o<*)
しかもキスですって！キスっっ！
一筋の美しい涙を流すあのスカちゃんに顔を近づけ、耳元であのモルの囁きをねっっ！しかもこの言葉も極上でっっ♪
あぁ・・・ビバ・モルスカっっっ！

ＪＮＫさん、素敵な一節をありがとうございました〜(*^O^*)