今回のcooさんによるCHOCOCHOCOは「お金持ちモル」がテーマではあるのですけども、やっぱり最後にはスカちゃんへの愛に到着するんだなぁ〜というお話です(^^)

このお話の時期は・・・

by　coo

 なんかね、S9の最後から続く話で、Char Chaffinさんが書いていらっしゃるのがあるのですけど。ウィリアムくんを取り戻した逃亡中のふたりのお話なんです。 

でも、最初はその設定は分かんないです。ただ、どこかの田舎でその土地のお金持ちの大きな農家のひとが亡くなって、子どもたちは親の持ち物には興味がないので、それを全部オークションに掛けてるんです。で、偶然そこを通りかかったモルがスカちゃんが用事を済ませる間、オークション会場で時間を潰そうとしてるっていうところから始まるんです。 

でもね、カタログを眺めてたモルがにわかに顔色を変えちゃいます。 

むかーーし、ふたりがつきあい始めたころ、スカママのおうちでディナーに呼ばれて、食べ終わってひと息ついた時に、スカママが用事で部屋を出ていった間に盛り上がったふたりがソファでそんなことが始まっちゃうんです。もうキスしたら止まらなくなっちゃったふたりでございました。 
案の定、スカママが部屋に戻ってきて、で、びっくりしたモルが慌てた拍子にスカママがテーブルに出しておいたドレスデンの陶器の人形を落っことして割っちゃったんですねーー 

すんごく恐縮して謝るモルにスカママもスカちゃんも責めたりしないんですけど、そのふたりの様子でそれがどんなに大切なものだったか分かるんです。スカパパからの贈り物だったかな・・・・ 

それから、何年も過ぎてモルも一生懸命それと同じモノを探そうとするのですけど、スカパパがそれを贈った時点でアンティークでしたので、見つけられなかったんです。 
でもぉ、それと同じモノがまさにこのオークションで出されることを発見したモルが、オークションに参加することを急遽決めて、なんか派手なおばさんと１対１の対決になるってお話でした。 

いくらだったけな。10万円くらいから始まったのかな・・・でもね、涙をこらえながら、「いいのよ、大丈夫、気にしないで」って言いながら破片をひろうスカちゃんの顔を何度も思い出して、スカちゃんの笑顔を見るためなら僕は自分のお金すべて使ってもいい、って思うモルなんですぅ。 

結局、80万って言ったモルに、誰もが『決まったな』と思った瞬間、その相手のおばさんが85万とかって言ったんですけどぉぉ、結局、スカちゃんの笑顔が見たいモルの愛はそんなおばさんを蹴散らしてしまいました(^_^;) 

その後、モルが提示したのは一気に100万円でございました(^_^;) 

そのドレスデンの陶器を見たときのスカちゃんの涙まじりの笑顔は宇宙一美しゅうございました(#^_^#) 

で、最後で、これをどうやってスカママに届けようっていう話になったときに初めて、モルスカの苦しい状況が発覚するわけです。S9の終わりから続いている逃亡生活の中で、ようやっとウィリアムくんを取り戻したばかりで、車で移動しながら追っ手を気にする毎日です。スカママにも直接コンタクトなんて取れません。 

でも、いつか、いつか、きっとスカママにこれを持って会いに行くってメッセージを送ろうってふたりで決めたところで終わりでございました。
　

過酷な運命のなかにいる二人ですが

by HISAYO

 このお話は、私とcooさんの共通項の一つである「お金持ちモルがスキ」というところから発展して、cooさんに教えていただいたお話なんですが、さすがモルって感じのツボがすごーく押さえられていると思います〜♪
もちろん状況は辛い時期ですよねぇ。Ｓ９の直後ですもの。
私は、今、ふたりはもう離ればなれじゃなく一緒にいるんだ！だものウィリアムちゃんだって取り戻しに行くに決まってる！って思ってフィナーレを受け入れたのを思い出します〜。
その後、素晴らしい後日談のお話（ＦＩＣ）を読ませていただいて、私の中ではそういう展開が続くわけだからあのフィナーレは当然ありという感じでスムーズに吸収された事を思い出します。

もちろん他のお話もあるのはこれ当然で、そんな中でこのようなシーンが含まれたお話が存在していると教えていただきとっても嬉しいです(^^)

まぁね・・・。モルもスカちゃんもふたりとも助走期間が長かったですから、つきあいだした直後なんて盛り上がりに盛り上がってしまうことだろうと思いますわ。
それが例え、スカちゃんのアパートでもなくモルのアパートでもなく、スカちゃんの実家だとしても盛り上がってしまうことはしょうがないかなーと思うことに致します〜。
なぜならそれはモルスカだから。私はモルスカに関しては許容範囲が宇宙の如く広いです。
（あ、でもこれはモルスカ関連という意味ではなく、モルスカオンリーに限ります。ちらりとでもotherがあったりしたら私の視野は蟻くらいの大きさになります。）

それにしてもそこで盛り上がってしまったモルスカに「案の定」スカママがもどってきたと、ここで「案の上」をお使いになるcooさんはやっぱり素敵なセンスの持ち主だと思うわけです（〃⌒ｍ⌒）ぷぷっ♪

そしてモルもそんな状況でそんな大切な人形を割ってしまってはダメだと思うのです（笑）
いくらスカママお気に入りのモルでもこの失敗は大きいでしょ（笑）
でもスカちゃんも共犯なのでしょうがないのかもしれません。

でもモルがこうしていつまでもそれを忘れずに、いつまでも心にそれを思っていてここでモルがオークションでへんんてこりんなおばさん（そんな事は言っておりませんか？）と競い合ってしまうのも素敵です。
後から分かることとは言え、今の状況を考えるとオークションに参加している時間はあまりないわけでしょう？
でもねぇ・・モルにとっての一番っていうのがいったい何なのかっていうことになるとやっぱりオークションに参加しちゃうモルなんですよね。

モルが落札するのは私たちのモルですからこれ当然なんですけども、それをみたスカちゃんの宇宙でいちばん美しい涙交じりの笑顔はねぇ・・・（ため息）

でも辛い状況と言えども、モルとスカちゃんとウィリアムちゃんも一緒なんですものね(^^)
絶対の乗り越えて、そしてスカママにそれを届ける日がくると信じられますね。

モルスカですもの、大丈夫ですわ〜(*^O^*)

cooさん、教えてくださってありがとうございました！
こうしてお話を教えていただくと、モルスカはまだまだ私の中で熱いものだわーって実感できます〜♪